今日は選挙。
朝7時の開場だったけど一番乗りしたよ。
怒りの一票を投げつけてきたぜ。へへへ。
テレビで開票結果を見てるけど、民主党圧勝だね。
当たり前だよな。
一日に100人が自殺に追い込まれるような世の中を10年近く続けたんだからな。
これで自民党を勝たしたら、俺らみんなバカじゃん。
安倍の壷野郎がさ、この風は長く続かないなんつってさ、この選挙結果をもたらした世論が一時的なもんだってことにしたいらしい。
バカ言ってんじゃねー。
てめぇら、いったい何十万人国民を殺したと思ってんだ!
もう自民党の看板も、新自由主義も新保守主義も許さねー。
徹底的に叩きのめしてやるぜ。
・・・と言いながらも、自民党支持率16%だそうで100議席も残るってよ。
まだ騙されている国民はいるらしい。あるいはこいつらは確信犯で世の中を悪くした連中か?
あー?
おらおら、ぶっとばすぞ、この。
安倍壷も当選しやがった。
山口県民て考える頭、あんのか?
何やってんだ?
とにかく自民党は壊滅的なダメージをくらった。ざまーみろ。
これで首を吊らざるを得なかった20万人を超える英霊たちの気持ちも或る程度は晴れたろう。
だが油断は禁物だ。
激減したとは言え、100議席も自民党は確保している。
新保守主義、新自由主義を唱えていた似非インテリや似非ウヨどもも健在だ。
連中を徹底的に駆除しない限り安心出来ねー。
しかも新保守主義者や新自由主義は民主党の中にもいる。
やつらが民主党中枢を乗っ取れば、自民党が国会の圧倒的多数を占めたのと同じになってしまう。
連中が逆転する可能性はまだあるのだ。
俺は民主党がジャコバンとなって新自由主義者狩り、新保守主義者狩りをやるのを望んでいる。
新自由主義、新保守主義を標榜した連中を二度とこの国でのさばらせてはならない。
Why are you so serious?
2009/08/30
2009/08/15
ナイトミュージアム2を見た。
ナイトミュージアム2を見てきた。
前作で警備員だったベン・スティラー演じる主人公ラリーが発明のパテントで金持ちになっている。でも、どっか楽しくないらしい。
主人公が金持ちになって博物館を退職した後、経営が傾いたらしく展示品を入れ替えることになった。
前作で生き返っていた展示品たちはスミソニアンの地下倉庫に保管されることになってしまった。
ところが展示品が生き返る魔法の黄金板もスミソニアンの倉庫に持っていかれてしまったため、今度はスミソニアンで展示品たちが甦り、ドタバタが起こる。
そんな話だ。
前作で儲かったので同じキャストでもう一回一儲けしようと言う制作側の意図がミエミエだったが、こっちが楽しめればどうでも良い。
実際、深夜割引1200円分は楽しめた。
難を言うなら、前作より編集が良くない。
物語を途切れさせるムダなコントやギャグに時間を取り過ぎで間が悪い。
主人公にIDカードを盗まれるガードマンとのドツキ漫才は面白くないどころか不愉快さが増して来るほどだ。
セサミストリートのオスカーとダースベーダーのカメオ出演なんて全然面白くない。
物語のクライマックスに展示品たちの乱闘場面がある。ところが編集はこれを中断して主人公が猿二匹に執拗に張り手される場面を差し込んでしまうのだ。3分以上使ったな。すげーどっちらけだ。
あと、蝋人形の大統領テディとサカジャウィアのロマンスの話はない。あれってWASPと先住民の和解のメタファーだと思ってたんだけど、製作サイドはあまり重要だと思っていなかったらしい。ロビン・ウィリアムスの名演を期待した人には肩すかしだった。
代わりに主人公ハリーのロマンスが仄めかされる。エイミー・アダムスのアメリア・イヤハートの好演が微笑ましいが、安っぽいアメリカニズムを賞賛する道具になってしまっていて、国によっては鼻持ちならないと思われるかもしれない。この映画はラストが三段落ちになっていて、二段目の落ちがアメリア・イヤハート似の若い女性とハリーの出会いなのだ。もちろんエイミー・アダムスの二役だ。制作側はあの場面を見せたくて客を2時間引っ張っているのかもしれない。そう思わせるナイスな場面だった。照れながらも運命的なものを感じているベン・スティラーの演技は良いぞ。
それにしてもダメなのが、今回悪役のカームンラーを演じたハンク・アザリアだ。
自分を本物のエジプト王と勘違いして世界征服をもくろむ蝋人形役なのだが、最初から主人公に舐められていて物語を盛り上げ損なっている。
しかもストーリーを中断するアメリカ一人漫才を何度も演じているのだが、これが全く面白くない。
カメラワークも照明も単調でアザリアの演技を活かすつもりが全くなく、映画を見ているこっちが取り残された感じがしてしまった。
もっともアザリアの演技のせいと言うより、これは脚本と編集がダメすぎたせいかも知れない。
もっとテンポがよくなるように使えない場面はザックザック切るもんだろう。
映画の場合、舞台と違って、俳優の仕事は編集の素材を提供することだ。
あと、カームンラーの部下になるイワン雷帝とナポレオンもひどかったな。俳優も大変だったと思う。
主人公側の登場人物にカスター将軍がいるんだけど、何だね、カスター将軍ってのは未でもアメリカではヒーローなわけ?
クライマックスで怖じ気づいて隠れているところを主人公に励まされるんだけど、怖じ気づく理由はリトルビックホーンの戦いで部下を失ったことへの後悔と自信喪失なんだと・・・
うーん、史実のカスター将軍ってのは先住民殺しの金の亡者だったわけだけど、そういう反省は無しなのね。さすがアメリカ。殺すがわの味方の国だ。この辺でちょっと気分が悪くなった。
主人公のピンチに突然巨人があらわれて救うと言うのは、高畑勲のホルスの冒険のエピゴーネンに思えた。悪いけどナイトミュージアムの方が出来が悪い。
もっともその前後は良かった。リスに乗ったオクタビアヌスの登場と、エジプトの半神半人の兵士たちが退場する場面だ。あれは笑った。でもギャグの三連続はちょっと間延びする。もっとも兵士たちの退場はカームンラー退治の仕方につながる伏線だってのは、さすがアメリカ映画だと思った。
結局、ハリーが会社を売った金で博物館に出資し、展示品たちを取り戻して、目出たし目出たしになる。
警備員にもどったハリーにリッキー・ジャーヴェイス演じる館長が皮肉を交えながら喜びを伝える場面は、ニヤリとさせられた。
the officeでもエキストラでもリッキー・ジェーヴェイスの演技ってのは中々笑えなかったんだけど、やっとこの人の演技の面白さが分かった。なるほど一度笑えてしまうとこれは病み付きになりそうだ。
それにしても三段目のおちのモトローラは、なんだな、失笑してしまった。
ああいうのって、アメリカ人や携帯電話中毒の人間以外には全然面白くねー!
でも、まぁ、アメリカ人が自国の文化財や歴史的人物のうんちくを思い出してニヤっとするための映画なんだから仕方ないね。
文句ばっかり言ったけど、1200円ならこんなもんだろう。
同じ話を日本でリメイクしたら全然面白くないだろうなー。ハハハのハ。
最後に、この映画のダメ編集マンはロッキー3、ロッキー4のドン・ジマーマンだ。
去年のジャンパーは悪くなかったし、何と言ってもギャラクシー・クエストの編集マンだ。
ジマーマンがハサミを入れて、面白く出来ないはずがない。
こんな優れたベテラン編集マンでもダメな仕事をするときはダメと言うことだ。
前作で警備員だったベン・スティラー演じる主人公ラリーが発明のパテントで金持ちになっている。でも、どっか楽しくないらしい。
主人公が金持ちになって博物館を退職した後、経営が傾いたらしく展示品を入れ替えることになった。
前作で生き返っていた展示品たちはスミソニアンの地下倉庫に保管されることになってしまった。
ところが展示品が生き返る魔法の黄金板もスミソニアンの倉庫に持っていかれてしまったため、今度はスミソニアンで展示品たちが甦り、ドタバタが起こる。
そんな話だ。
前作で儲かったので同じキャストでもう一回一儲けしようと言う制作側の意図がミエミエだったが、こっちが楽しめればどうでも良い。
実際、深夜割引1200円分は楽しめた。
難を言うなら、前作より編集が良くない。
物語を途切れさせるムダなコントやギャグに時間を取り過ぎで間が悪い。
主人公にIDカードを盗まれるガードマンとのドツキ漫才は面白くないどころか不愉快さが増して来るほどだ。
セサミストリートのオスカーとダースベーダーのカメオ出演なんて全然面白くない。
物語のクライマックスに展示品たちの乱闘場面がある。ところが編集はこれを中断して主人公が猿二匹に執拗に張り手される場面を差し込んでしまうのだ。3分以上使ったな。すげーどっちらけだ。
あと、蝋人形の大統領テディとサカジャウィアのロマンスの話はない。あれってWASPと先住民の和解のメタファーだと思ってたんだけど、製作サイドはあまり重要だと思っていなかったらしい。ロビン・ウィリアムスの名演を期待した人には肩すかしだった。
代わりに主人公ハリーのロマンスが仄めかされる。エイミー・アダムスのアメリア・イヤハートの好演が微笑ましいが、安っぽいアメリカニズムを賞賛する道具になってしまっていて、国によっては鼻持ちならないと思われるかもしれない。この映画はラストが三段落ちになっていて、二段目の落ちがアメリア・イヤハート似の若い女性とハリーの出会いなのだ。もちろんエイミー・アダムスの二役だ。制作側はあの場面を見せたくて客を2時間引っ張っているのかもしれない。そう思わせるナイスな場面だった。照れながらも運命的なものを感じているベン・スティラーの演技は良いぞ。
それにしてもダメなのが、今回悪役のカームンラーを演じたハンク・アザリアだ。
自分を本物のエジプト王と勘違いして世界征服をもくろむ蝋人形役なのだが、最初から主人公に舐められていて物語を盛り上げ損なっている。
しかもストーリーを中断するアメリカ一人漫才を何度も演じているのだが、これが全く面白くない。
カメラワークも照明も単調でアザリアの演技を活かすつもりが全くなく、映画を見ているこっちが取り残された感じがしてしまった。
もっともアザリアの演技のせいと言うより、これは脚本と編集がダメすぎたせいかも知れない。
もっとテンポがよくなるように使えない場面はザックザック切るもんだろう。
映画の場合、舞台と違って、俳優の仕事は編集の素材を提供することだ。
あと、カームンラーの部下になるイワン雷帝とナポレオンもひどかったな。俳優も大変だったと思う。
主人公側の登場人物にカスター将軍がいるんだけど、何だね、カスター将軍ってのは未でもアメリカではヒーローなわけ?
クライマックスで怖じ気づいて隠れているところを主人公に励まされるんだけど、怖じ気づく理由はリトルビックホーンの戦いで部下を失ったことへの後悔と自信喪失なんだと・・・
うーん、史実のカスター将軍ってのは先住民殺しの金の亡者だったわけだけど、そういう反省は無しなのね。さすがアメリカ。殺すがわの味方の国だ。この辺でちょっと気分が悪くなった。
主人公のピンチに突然巨人があらわれて救うと言うのは、高畑勲のホルスの冒険のエピゴーネンに思えた。悪いけどナイトミュージアムの方が出来が悪い。
もっともその前後は良かった。リスに乗ったオクタビアヌスの登場と、エジプトの半神半人の兵士たちが退場する場面だ。あれは笑った。でもギャグの三連続はちょっと間延びする。もっとも兵士たちの退場はカームンラー退治の仕方につながる伏線だってのは、さすがアメリカ映画だと思った。
結局、ハリーが会社を売った金で博物館に出資し、展示品たちを取り戻して、目出たし目出たしになる。
警備員にもどったハリーにリッキー・ジャーヴェイス演じる館長が皮肉を交えながら喜びを伝える場面は、ニヤリとさせられた。
the officeでもエキストラでもリッキー・ジェーヴェイスの演技ってのは中々笑えなかったんだけど、やっとこの人の演技の面白さが分かった。なるほど一度笑えてしまうとこれは病み付きになりそうだ。
それにしても三段目のおちのモトローラは、なんだな、失笑してしまった。
ああいうのって、アメリカ人や携帯電話中毒の人間以外には全然面白くねー!
でも、まぁ、アメリカ人が自国の文化財や歴史的人物のうんちくを思い出してニヤっとするための映画なんだから仕方ないね。
文句ばっかり言ったけど、1200円ならこんなもんだろう。
同じ話を日本でリメイクしたら全然面白くないだろうなー。ハハハのハ。
最後に、この映画のダメ編集マンはロッキー3、ロッキー4のドン・ジマーマンだ。
去年のジャンパーは悪くなかったし、何と言ってもギャラクシー・クエストの編集マンだ。
ジマーマンがハサミを入れて、面白く出来ないはずがない。
こんな優れたベテラン編集マンでもダメな仕事をするときはダメと言うことだ。
2009/08/08
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