Why are you so serious?

2008/01/27

大阪が死んだ

大阪府知事選挙で橋下ナントカと言う男が当選した。
弁護士でタレントで、よくわからんがニヤケた奴だ。

http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20080127p102.htm

参議院選挙の時の義家ナントカもそうだったが、日本では若いクズ野郎だと選挙に当選する。
だいたい保守的な倫理に照らし合わせて絶対にダメだろうと言う奴に限って、保守層に支持される。

橋下ナントカとか義家ナントカがクズなのは本人が悪い。
そいつらが政治家になろうと思うのは、権力に擦り寄って偉くなりたいという、いかにもクズに相応しい態度なので理解しやすい。
問題は、そう言うクズをクズだと見抜けず、あるいはクズだとわかって応援する連中の方にある。

要するに、俺らの国では、自分を保守だと思っている連中はクルクルパァなのだ。
残念ながら、俺らの国に正しい意味での保守は存在していない。
在るのは保守と自分で言っているだけのクズとバカ、そして金魚のウンコたちなのだ。

今のところ、日本は選挙の開票はまともに行われているらしい。
と言うことは、橋本ナントカと言うクズが当選するのは大阪の有権者がもっとクズだからだ。

これから4年間、大阪府民は地獄を見る。

しかし自業自得なので俺は同情しない。

自分たちの住んでいる町のことを真面目に考えない奴らが悪いのだ。

新自由主義では借金が膨らむことはあっても減ることはない。

これで大阪の死は確定した。
今晩一晩くらい、誰か大阪のために泣いてやれ。
俺は泣かないけどな。

2008/01/15

何が新対テロ特措法だ。そんな金があるなら燃料費を補助しろ!

衆議院が、対テロ特別措置法に代わる新法を2/3を使って再可決した。
これで、我が国は来月にもアメリカ軍への燃料の無償提供を再開する。

ところで、原油価格は史上最高を記録し、日常生活でもジワジワと燃料高騰の影響が出始めている。
窓から町を見下ろすと、そこは住宅街のはずなのに、明かりの見えない家、煙突から煙や湯気の出ていない家がちらほらある。
外は雪である。
昨日は氷点下6度だった。
きっと凍えるのを我慢して光熱費を節約しているのだろう。

我が県の平均所得は全国最低水準だ。
俺は美しくも素晴らしい国だと思っているが、それは自分の故郷だからだ。
余所者が見たら、なんでこんなところに住んでいるのだろうと思うに違いない。
だが、金と仕事が無いことを除けば、案外住みよいところなのだ。
金と仕事が無いことを除けば・・・。

福田総理や与党のお偉いさんたちに言いたい。
あんたらは誰のために政治をしてるんだ?
米軍に暮れてやる金があったら、どうして俺の町の人たちのために使わない?
政府の金は税金だ。もともと誰の金か? 何のための金か? 思い出して欲しい。

思い出す気がないのなら、さっさとこの国から出て行って欲しい。
それこそアメリカにでも移住したら良い。
ブッシュだの何だの、腐れ外道なお友達が歓迎してくれるだろう。

俺は、俺たちの税金を俺たちの使う人間に投票する。
さっさと衆議院を解散しろ。

だいたい何が新テロ特措法だ!
軍艦でテロが減るものか!
そんなもん止めちまえ!

2008/01/10

今年の主要先進国首脳会談と同時に、北海道では先住民族サミットがひらかれる。

北海道で行われる主要先進国首脳会談は、我が日本国の多民族性を世界にアピールする機会になりそうだ。

+++++++日刊ベリタから転載+++++++++
北海道洞爺湖サミットに合わせ「先住民族サミット」開催 権利回復求め世界中から一堂に
  今年7月7日から開催される北海道洞爺湖サミット首脳会議に先立ち、7月1日から4日まで、北海道で「先住民族サミット・アイヌモシリ2008」が開催される。この先住民族サミットでは、アイヌ民族および世界中の先住民族が一堂に会し、先住民族の自然観や環境問題について考え、G8サミット参加国に提言する。このほど、アイヌ民族が中心となって実行委員会が発足し、12月6日に札幌市内で設立記念フォーラムを開いた。(木村嘉代子)(2008/01/10 01:07)
++++++++++++++++++++++++++++++++++

俺たちの日本国には、単一民族国家観だの、万世一系だの、天皇中心の神の国だのと、怪しいことを言う奴らが大勢いる。
特に偉い人に多いらしい。

そんなバカはほうっておけば良いのだが、偉い人に多いためそうもいかねー。
偉い人がバカだと、その追随者たちがもっとバカで、単一民族国家観だの大和民族エスノセントリズムを振りかざすので、何時も何時も不愉快な思いをさせられる。

俺は日本のド田舎に住んでいるので、比較的この国の裏側と言うかマイナーな部分に接して暮らしている。
蛇神だの竈神だの御日之神だの、記紀神話なんぞクソ食らえと言う神話と伝統の世界がすぐ近くにある。
歴史も違う。
京都だの奈良だのは大和で良いんだろうが、俺んところは蝦夷だ。
死んだ婆さまによれば1200年も前の酋長さんが俺のご先祖様だそうだ。
近くの神社に系図があるとか言っていたが、1200年も前にから家計図を、しかも日本語で、書いているわけはないから、さすがにそれは信じていない。
だが、爺さんや婆さんのころから、俺の田舎の人たちは「日本人=大和民族」って図式に違和感を感じて生きていたことが分かる。
じゃあ、だったら何者なんだと言われると、何だか分かんねーので、仕方がねーから日本人ってやつをやっているのだ。
そして、そのことにまた違和感を感じてイライラするってわけだ。

その点、北海道のアイヌは偉いと思う。
俺はあんな少数で日本全部のインチキな常識にNO!といい続けるガッツはねぇ。
どっかで妥協して日本人面して、あとで爺さん婆さんに申し訳なく思うってことを繰り返している。
俺はアイヌを応援したい。
俺や俺の周りの人たちが出来ねーでいることやってる彼らは本当に偉い
つまり「日本国民だが日本人でなくったって良い」ってことを世間に堂々と訴えているのが凄い。
具体的に形のある暴力や弾圧と戦うことは案外難しくない。それ以上の暴力で立ち向かえば良いからだ。勝てるかどうかは分からないが、何をどうするのかははっきりしている。
だが、形のないもの、たとえば間違った常識や大衆の思い込み、集団無意識に定着した悪意に満ちた偏見、さらには彼ら自分が悪意だと気づいていない深層心理の淀みと戦うのは難しい。

実は俺は20年前、北海道にいた。
当時ウタリ協会の会長だった野村義一さんに可愛がってもらったことがある。
エカシと呼ぶに相応しい大人物だった。
安倍晋三・・・じゃない、福田康夫に爪の垢を煎じて飲ませたいくらいだ。
でも、残念ながら野村エカシは死んでしまった。
日本、いや、世界的な大損失だったと思う。

サミットは全国に中継されるだろうから、ウタリ協会の人たちの先住民サミットも同じくらい注目を集めて欲しい。
そして、日本を日本人だけのものだと思っている圧倒的大多数のバカどもを啓蒙して欲しい。

心からそう思う。

2008/01/05

ドル安が止まらない

今日もドルの下落が止まらない。
1ドル108円69銭まで来た。
毎日1円弱ずつドルは安くなってきている。
途中、値を戻すことはあるだろうから、それでもたつくとしても、1ドル100円を割るのがいつかってところが関心の的になっている。

http://www.forexchannel.net/realtime_chart/

アメリカじゃ、一ドル50円から80円が妥当だと言われているらしい。
極端なドル安だと、かえって国内産業が復活すっから良いらしい。

実は、アメリカを不安に陥れているのは日本の過剰な生産力だと言う理屈だそうだ。

まぁ、そうなのかも知れない。

2008/01/03

新年だ。そうれがどうした。

新年だ・・・
だから何だというわけではないが、掃除をしようと思った。
しかし、5分で挫折。

本が多すぎ。

ここは田舎だから時間だけはたくさんある。
生まれてからン十年、晴耕雨読の日々が続いている。
一人身だから雨独と言ってもいいかもしれない。
かなりひねくれているので雨毒かもしらん。

6畳一間の庵の壁がすでに本でびっしり。
読みかけや、あらたに購入して未読のものが床に散乱して、どうしようもない。
中には、まだ手に取らないうちに怪しい虫が湧いて、ところどころボロボロになっているものもある。

どんな本を読んでいるかって言ってもつまらんものばかり。
ゴジラだの地元の歴史の本だの。
中には地元の教育委員会から押し付けられた小学校の文集やら写真集っつうものもある。
正直、読む必要のあるもんじゃない。読まないでいた方が幸せだろうってものも無いわけじゃない。

話は変わって為替市場だが、日本以外の国じゃ正月でも市場は動いているらしい。
リアルタイムチャートを見てみたら、はやくも1ドル110円を切っていた。
さすがに元旦は休みだったらしいが、昨日2日の午後に相場が動いて112円からストンと109円50銭になった。

ドル定期の人はあせりまくりだろう。
このドル安は、しばらく戻らないと思う。
ブッシュが大統領をやっている限り、アメリカの信用は戻らない。
次の大統領になって少し値を戻す時期があるかも知れないが、今回のドル安はアメリカ社会の構造に原因があると言われているから、もうダメだろう。

先月買ってきたエコノミストも今年は世界恐慌が起きるのではないかと心配している。
まぁ一部の大都市以外は平成大不況が続いたままだし、原油高と食料高でスタグフレーションっぽいし、世界恐慌になったからと言って生活が変わるかとも思えない。

せいぜい商店会や農家の自殺が増える程度だろう。どうせ俺らの国は国民が何万人自殺しようが放っておくに決まっている。

俺はどうなるだろうか?
俺はかなり硬い仕事をしているし、時々副収入もあるんで何とかなっているが、さすがに小泉改革以来、年毎に厳しさが増している。
収入も20年前のレベルに落ちた。
一人身だから何とかなっているが、家族もちだったら首吊りを考えたかもしれない。

田舎で貧乏暮らしをしていると経済の変動に強くなる。
ドルがどうなろうが、石油がどうなろうが、手の届く範囲で生きるのに必要な資源は手に入ってしまうからだ。中には自分の庭(山?)だけで自給できてしまっている人もいる。
刺激のないつまらない人生のようだが、それなりに良いことはたくさんある。

今年が良い年であるように祈ることは祈るが、どうせ同じだろう。
新自由主義が主流であり続ける限り、普通の人々は貧しくなることはあっても豊かになることはない。
デヴィッド・ハーヴェイの『新自由主義、その歴史的展開と現在』っつう本を読んで、そう確信した。