Why are you so serious?

2010/12/28

12月28日の小沢の記者会見全文〜政治倫理審議会に出席するとよ

一連の小沢リンチで口実とされた3件はすべて小沢が潔白であることがわかっている。
それなのに「政治とカネ」の問題があることにされているは、そう言っている連中が狂っているからに他ならない。

今や説明責任があるのは大マスコミであり、前原派であり、自民党なのだ。
小沢のどこに政治とカネの問題があるのか?ないのに何故あることにしているのか?

小沢は潔白なのだから政治倫理審議会に出る必要は全くない。
裁判も本来必要ない。
検察審査会の証拠無しの強制起訴を裁判所は本来棄却しなければならなからだ。
日本の裁判が魔女狩りでない限り、裁判をやっても無罪判決しか出ないことがはじめからわかっているからだ。

それなのに小沢は政治倫理審議会に出席すると言う。
わざわざ大マスコミにリンチの餌をあたえるだけなのに、いったい小沢の中でどんな考えがあるのかさっぱりわからない。

 ニコニコ動画が記者会見の全文をバラまいていたので転載する。
小沢がどうたら言いたい人は、新聞やテレビではなく、こういう生情報を手に入れて自分で読んで考えてもらいたい。

それにしても、小沢離党について質問している大新聞の記者、バカか?
そんなことより、潔白が明らかになっている人間が証拠無しにこれだけ叩かれる異常さを考えろ。

それにしても小沢は人が良すぎる。
ここまでお人好しだとは思わなかった。
大マスコミや前原派に人の心なんかない。
小沢の意図なんか面白可笑しくねじ曲げて、いっそうリンチをひどくしていくだろうよ。

-------------------転載ここから--------------------------------
挙党一致で 「国民の生活が第一。」の政治を実現するために
私はこれまで、菅代表及び岡田幹事長から、自発的に政治倫理審査会

出席するよう要請を受けて参りました。それに対し、私は、政治資金
に関する問題はすでに具体的な司法手続きに入つており、三権分立や基
本的人権の尊重という憲法上の原理原則からいえば、立法府の機関であ
る政倫審に出席する合理的な理由はない、ただ、私が政倫審に出ること
で、国会運営が円滑に進められ、あるいは、選挙戦においても国民の皆
様の支持を取り戻すことができるということであれば、政倫審に出席す
ることもやぶさかでないと、繰り返し表明して参りました。
そうした中で、先般、民主党の最大の支持母体である連合から、挙党

致の体制で難局を乗り越えるよう、強い要請を受けました。また、国
民の皆様、同志の皆様にも、多大なご心配をおかけしていることを、大
変申し訳なく思つております。 これらのことを総合的に考え、私は政治
家の判断として、来年の常会において、政倫審に自ら出席することを決
意致しました。
具体的に申し上げます。
第一″点目として、常会において私が政倫審に出席しなければ国会審議
が開始されないという場合、すなわち、私が出席することにより、予算
案の審議をはじめ、国会の審議が円滑に進められるということであれば、
常会の冒頭にも出席し、説明したいと思います。
第二点目は、私が政倫審に出席するかどうかということが、国会審議
を開始するための主たる条件ではないということであれば、国民の生活
に最も関連の深い予算案の審議に全力で取り組み、その一日も早い成立
を図らなければなりません。 したがって、私はこの場合には、予算成立
の後速やかに政倫審に出席したいと考えております。
平成 22年 12月 28日
衆議院議員  /  小沢一郎

2010/12/15

東京人民共和国、石原慎太郎将軍さまの場合

石原慎太郎は汚物。
今回の事件で、この陵辱系エロ作家の本質がわかっただろう。
何が青少年「健全」育成条例だ。

クソでもくらいやがれ。
いや、石原慎太郎の小説でも食らいやがれ。



2010/11/30

仙谷総統閣下の場合

仙谷が小沢以上の策士であり陰謀家であることはわかった。
今や管直人はどうでも良く、国会でも間違われたとおり仙谷が事実上の最高権力者だ。
表官房長官と裏総理大臣、さらに表法務大臣も兼務し、いったいどこの総統なのかと言った感がある。

前原次期首相閣下の場合

こういうトカゲ面の冷血漢を政界の郷ひろみと持ち上げる馬鹿が大勢いるそうだ。
大新聞によれば、こいつが次期総理の有力候補何だとよ。
まぁ、日本を滅ぼしたい国賊どもにとってはうってつけなのだろう。
断言すれば、やつが最高権力者の座につけば、そのことで殺される国民は10万ではきかないぞ。

経済では新自由主義マンセー。外交では戦争バカ。党運営では偽メール事件で自爆。
思想的にも実績としても最低だと言って良い。
ところが、こんな最低なやつを大新聞やらB層やらがマンセーするのだから、どうしようもない。
前原の言うとおりに政治が行われば、前原に期待しているバカどもは皆殺しにされると思った方が良い。

2010/10/25

帝国は必ず崩壊する。それが歴史の法則だ。

帝国は必ず崩壊する。
理由はない。単なる歴史的事実だ。

ローマは分裂し、ウマイヤ朝も分裂、モンゴル大ウルスも分裂、中華帝国は何度も統一と分裂を繰り返した。
近代になって帝国を名乗った国も現在では跡形ない。
大英帝国・・・分裂。
フランス帝国・・・分裂。
ロシア帝国・・・革命によって崩壊。
オーストリア帝国・・・敗戦によって分裂。
ドイツ帝国・・・敗戦と国土分割で崩壊。
オスマン帝国・・・分裂と敗戦で崩壊。
大日本帝国・・・敗戦で崩壊。
大韓帝国・・・これは帝国だとは思わんが日本に併合。
ソビエト連邦・・・体制崩壊と分裂。消滅。

残る帝国はアメリカ合衆国と中華人民共和国だ。

いつとは言わないが、この二つの帝国も必ず崩壊する。
特に中国は歴史的に統一と分裂を繰り返しており、地方が台頭して中央政府の指導力が落ちると必ず分裂する。
現在でもチベットやウイグル、内モンゴルなど歴史的に中国ではない地域では独立運動が盛んだ。
もちろん北京政府はこれを力ずくで抑え込んでいる。

尖閣諸島事件ではっきりわかったと思うが、中国の人々に近代的な領域の観念はない。
我が国の政治家のように固有の領土の正当性を信じていない。
領域はアメーバのように動くものであり、時代の要請によって、あるいは中国の人々の勢いによって広がったり狭まったりを繰り返す。
彼らの領域観はこんな感じになっている。

へーそうかいと納得するわけにはいかない。
それで良いと言うわけにはいかない。
彼らに食われるのはこちらなのだ。

崩壊するものはさっさと崩壊してほしい。

10.25小沢支援デモ。もちろんマスコミは報道しない。

昨日(10月24日日曜日)、東京で小沢支援デモが行われた。
100人ちょっとの小規模デモのつもりが、ネットでの口コミで10倍の約1000人が集結した。
それだけ、今の世の中の方向に不安を感じている人が多いと言うことだろう。
少なからぬ人が、マスコミ・司法による小沢バッシングを通して、日本の報道や司法権力がインチキであることに気付きはじめたのだ。
権力がマスコミとタッグを組んで国民を騙している。このことに怒り始めている。

そのため、検察批判・小沢支援のはずが自ずとマスコミ批判デモになってしまった。
マスコミ批判デモをマスコミが報道するわけもなく、今朝の大新聞各紙は当然のごとく該当記事はなく、テレビもスルー。
大マスコミがどんなもんだか、これだけでもわかろうと言うものだ。

以下はnicoさんと言う方のブログ「書に触れ町に出よう」から転載です。
なるほどそんなもんかと頷きながら読んでおこう。
−ーーーーーー転載ここからーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Daily Archives: October 25, 2010
二つの事実:「デモがあった」という事実と「マスコミはそれを報じなかった」という事実
Posted on October 25, 2010 by nico

10月24日東京で「権力とマスコミの横暴に抵抗する国民の会」主催による「検察・検審を糾弾するデモ」が行われた。
10月4日の東京第5 検察審査会による小沢一郎氏起訴相当の議決公表の直後から、インターネット上でデモを叫ぶ声があがり、矢野健一郎氏がツイッターで呼びかけ、インターネットで情報が広まり、それが結実したのが24日の東京デモである。
小沢氏への検察の捜査について資料を丹念に調べて小沢氏の無実を確信するにいたった壇公善氏ら有志が矢野氏のもとに集まり、デモのテーマや主催団体について急遽会合が開かれた。
24日までに団体立ち上げや段取りの取り決め、警察への申請等を済ませ、かつ告知するというハードスケジュールをこなし、ツイッター・インターネットでデモの情報を広め、ブロガーやインターネットユーザー、ツイッターユーザーが協力してさらに情報を拡散した。
まさに手作りのデモであり、いろいろ不手際や不備が参加者に指摘されてもなお、組織の動員によるデモにはない良さと新鮮さとを兼ね備えたデモであったと思う。参加者も思い思いのプラカードやパフォーマンスを用意し、デモで怒りを表現しつつも、楽しく参加できたのではないかと感じた。
インターネット・ツイッターによる情報のみで参加者が集まり、また参加者によってデモの様子がインターネットを通じて世界中に生中継されるという点でまさに画期的である。
日本で始めてこうした形態のデモが行われたのではないだろうか。新しい民主主義運動の出現を予感させた。
私は以前のブログ記事に書いたとおり、現在海外に住んでいる都合上デモには参加できなかったが、事前に参加予定の方がネット中継の情報を知らせてくださり、生中継でデモの様子を見ることができた。
あまり主観的で感情的なことをブログ記事に書きたくないのだが、自分よりずっと年配の方々が日本の行く末を真剣に案じ、熱い思いを叫んでおられる姿を目にし、正直目頭が熱くなった。
主催者、呼びかけ人、スタッフ、参加者の方々に改めて感謝の意と敬意を表したい。 私は海外にいるため日本のテレビを見ることも新聞本紙の記事を読むこともないのだが、その日のうちにこのデモを報道したのは私の知る限り田中龍作氏などフリージャーナリストとAPF通信のみであったと思う。
このAPF通信のビデオレポートは非常によくまとまっていた。まだ見ていない方はぜひご覧戴きたい。
田中氏のレポートもあわせてお読みいただきたい。そしてデモについて知らない人々に伝えていただきたいと思う。
私はつい先ほどまでヤフーやグーグルの検索エンジンで、「検察 デモ」とタイプしてニュースを検索していたのだが、今回のデモについて出てくるのはブログ記事ばかりで、ニュース記事は全くヒットしなかった。
念のため、大手新聞のサイトやテレビ局のニュースストリームサイトなどをひとつひとつ開き記事を探すという、徒労に終わるのが初めから目に見えた愚かしい作業を確認のためしていたのだが、案の定まったくニュースは出てこなかった(*10月25日午前1時現在、デモの報道記事を確認できない)。
予想通り、大手マスコミはこの史上初の画期的なデモに関するニュースを一切報じなかったのである。(*もし報じたところがあれば記事修正のため、ぜひEメールでお知らせいただきたい。内容や取り扱いに関しても知らせていただければなおありがたい)
「検察・検審を糾弾するデモ」というタイトルのデモであるが、主催団体の名前からもわかる通り、異常ともいえる偏向報道を続けるマスコミも事実上抗議の対象となっていた。
マスコミがマスコミを批判するデモを無視して報じないのは一見すれば当たり前のことに思えるが、耳の痛い批判に率直に耳を傾けず、デモがあったという事実を伝えないというのは重大な問題である。
それはマスコミが報道機関の責務であるジャーナリズムを放棄したことの証明である。
デモの参加者やデモ中継を見た人々は積極的に「デモがあった」という事実と「マスコミはそれを報道しなかった」という事実、この二つの対照的な事実を大々的に人々に伝えることで、マスコミの虚妄性と偽善性を白日の下にすることができるであろう。ビデオ撮影をした人は動画サイトにどんどん投稿していただきたい。
英語の字幕をつけて投稿するのも効果的である。動画のリンクをツイッターかEメールで送ってくだされば、このブログでも積極的に紹介したい。
今回のデモは重要な第一歩となったことは明らかである。今後も手を緩めず、デモ・集会を繰り返し、全国に運動を広めていくことが必要である。
権力に対する批判精神を捨て去ったマスコミは、民主主義にとって非常に有害であり、危険である。特捜と共に一刻も早く解体処分する必要がある。
民主主義奪還への戦いは今始まった。

−ーーーーーー転載ここまでーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

遅すぎる感もあるが、まだ日本国民も捨てたものではないと思わせる一件でした。
ところで、小沢支援デモに感動している人にわずかな危惧を感じている。
この程度のデモがスムーズにいっただけで、どうも浮かれている気がするのだ。
この程度のことは労組や左派系の市民団体が普段からやっていることではないか。
それでこの国が変わったのか?

・・・変わっていない。

キヨシローの歌ではないが、デモをするだけで小沢バッシングに関わる一連の法的不正が正されるなんて甘い夢を見てはいけないのだ。

デモは一度だけではだめだ。
たった1000人では何も変わらない。
二度三度と矢継ぎ早にデモを企画し、数万人、数十万人を動員できなければ、「ヤツラ」に訴えることは出来ない。
「ヤツラ」に脅威を感じさせなければ大衆運動はやる意味がない。
それは今までの左派勢力のデモ活動の無力さからも分かっていることではないか。

・・・とは言え、こういう行動を日本国民が起こせることが分かって俺は嬉しい。

もはや、ことは小沢一郎の問題ではなくなっている。日本が法治国家かどうか、まともな文明国かどうかが問われているのだ。

2010/10/08

小沢の政治と金の問題は存在していない。冤罪だ。

小沢一郎の政治団体陸山会の土地購入をめぐって政治資金収支報告所に虚偽記載があったとの報道は、完全に言いがかりである。
報道された平成16年の土地購入そのものが行われておらず、平成17年に購入したと記載されたことについて、不正な犯罪どころか、かえってその書き方で正しいことが明らかになっている。

以下は前々回紹介した「日常の活動」さんの発見を「PureWhiteML」さんがスライドにしてくれものである。
とても分かりやすいのでここで紹介しておく。

完全なる冤罪 「小沢氏とカネの問題」を斬る

2010/10/06

小沢はシロである〜強制起訴は公訴棄却が妥当

昨日の検察審査会による強制起訴だが、この後どうやったら裁判を進行できるのだろう?
検察は捜査の末に何も証拠を得られず、状況証拠すらそろえることが出来ないまま不起訴とした。
犯罪事実が認定されたものを起訴猶予にしたのではないのだ。
不起訴なのである。
検察は小沢の犯罪事実そのものを確認出来ていない。
このままだと、近代司法制度史上前代未聞の検察サイドによる起訴事実の否認と言う珍現象がおこる。

検察が起訴事実を「1年間徹底的に調べましたが何一つ証拠がありません。」と発言するところから裁判が始まる。
これで何をどうやったら小沢を有罪に出来るのか?
魔女裁判以外で小沢を有罪判決が下ることは無い。
やる前から無罪判決しか出ないことがわかっている。

そういう状況での強制起訴が罷り通るのはいったいどう言うことなのだ?

検察審査会のメンツは、裁判でひとりの人間を捌くことを重みを分かっていない。
あまりにも出鱈目だ。

我が国は法治国家のはずだ。
誰にもどんな時でも通用する共通の法によって人間の行為が判断される。
前回紹介した土地購入の時期の事実からも小沢はシロだと認めるしかない。

検察審査会による強制起訴は裁判所が公訴棄却するのが妥当だ。

あ・・・でも、なにか? 裁判所もグルなわけ?

2010/10/05

小沢は完全にシロ。東京地検第五検察審査会は歴史に残る大罪を犯した

検察審査会が、小沢さんを強制起訴を判断にした。
30前後の若い連中が審査委員を担当したと伝えられるが、こいつら全員、世界の法制史上、最低最悪の間違いを犯した。
世界中の法律学生が今後数十年、もしかするとすると数百年、学ぶことになるかもしれない事例なので、これは何から何まで記録して明らかにしておいた方が良い。
すくなくとも我が国においては大津事件に匹敵する大事件だ。

なんと言っても、法律に素人の若造が「疑わしい」と言う思い込みだけで、検察の徹底的な捜査にも関わらず一片の証拠もないまま、政権与党の大物代議士を裁判に追い込んでしまったのだ。
もはや法治国家であることを放棄したに等しい暴挙と言って良い。

これで、我が国では証拠無しに、情緒的な「疑い」だけで人を社会的に抹殺出来ることになった。
戦時中の大日本帝国も真っ青だろう。

さて、自分の備忘録を兼ねて、これから数回にわたって小沢が一連の「政治とカネ」騒動について完全にシロであることを明記しておこうと思う。

最初は、越山会の土地不法購入についてのマスコミによる言いがかりについてである。
検察とは書かない。東京地検特捜部は嫌がらせとも思える徹底的な捜査の上、何の証拠も見つけられず、小沢を不起訴にしている。従って、この件については小沢が違法な関与をしていないと地検特捜部自身が確認しているからである。

ところが、それでもマスコミが政治とカネの問題として小沢を追いつめていたのは、石川衆議院議員と秘書2名を逮捕させていたからである。
しかし、石川および秘書2名の取り調べは進んでいない。

あたりまえだ。
そもそも越山会の土地不法購入に関わる政治資金規正法の違反自体が存在していないのだ。

検察は、さっさと石川議員と秘書2名を釈放し、謝罪すべきである。

以下は、日常の活動日記さんが、件の土地の登記簿を確認した上で書いたブログの転載である。
小沢に政治とカネの問題があると思い込んでいる愚か者は、以下を精読せよ。

なお、内容を確認出来るように土地登記簿の画像も貼っておく。

ーーーーーーーーーー転載ここからーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

土地の登記簿謄本 東京都世田谷区深沢8丁目28−19 「小澤一郎」

マスゴミが伝えない真実。・・・真実を報道すると検察も報道機関も捏造事件がバレルから。

土地の登記簿謄本 東京都世田谷区深沢8丁目28−19
http://www.olive-x.com/news_30/clip.php

例の土地の登記簿謄本を取りに行くことにしました。

東急世田谷線の松陰神社前で下り、世田谷法務局に住居表示は分かっているものの、地番が分からないので、うまく取れるかどうかも不安でしたが公図で確認すると、運良く一発で目的の登記簿謄本を取ることができました。

内容を見て驚きました。

想定外の情報を発見したのです。

なんと例の土地の地目を畑から宅地に変更したのは2005年7月29日、この変更を登記したのが2007年4月5日になっていたのです。

所有権移転登記である2005年1月7日の、なんと2年3ヵ月後ではないですか。

驚きました。

そもそも陸山会のような政治資金団体は、権利能力なき団体であって、不動産を所有したり登記することはできません。 

ですから、陸山会と買主である小澤一郎個人の間にしかるべき取り決めがない限り、陸山会は不動産をもつことはできません。

本件土地に関しては、登記上小澤一郎個人の所有権が確定した05年1月7日に、陸山会と小澤一郎個人との間に確認書を交わすことによって、やっと実質上陸山会のものになりました。 

したがって直接売主から買った買主は、あくまでも小澤一郎個人ということになります。登記簿謄本 を見てみましょう。

「平成17年1月7日売買」とされ、【権利者その他の事項】を見ると、「所有者 岩手県水沢市袋町2番38号 小澤一郎」となっています。

もちろん旧字体の「澤」が使われています。 これで売買が行われた日は05年1月7日で、買主は小澤一郎個人であることが明確に立証されました。 

ついでに「2」の上段を見てみると、「平成16年12月29日」には、「10月5日売買予約」によって、「所有権移転請求権仮登記」がなされており、【権利者その他の事項】欄でも、「所有者」ではなく「権利者」と表示されています。つまり、検察が土地を買ったとする04年10月29日には、売買は行われていないことが見てとれます。

売買を実行しようにも、できない事情があったのです。 それは【表題部】の【②地目】が「畑」になっていることで分かります。地目が「畑」の場合、農地法5条によって、直ちには売買できないのです。 

この規定は、農地が市街化地区であるか否かによって異なり、市街化地区の場合は、地元の農業委員会に届け出、受理通知書を発行されるまで、所有権移転はできません。

本件土地では黒く塗り潰されていますが、売主は非耕作者である不動産業者であることから、市街化区域の農地であることが分かります。

したがって04年10月29日に代金全額を払っていても、登記は「所有権移転請求権仮登記」どまりでしかなかったのです。 

もともと買主は陸山会ではなく、小澤一郎個人であるわけですから、04年の収支報告書に本件土地の代金や土地を記載することはありえないわけで、不記載の罪など、とんでもない言いがかりです。

もちろん小澤一郎個人は陸山会に単に名義を貸した形式的な所有者であり、本件土地の所有者は実質的に陸山会であるから、当初から陸山会が代金を払って購入したという解釈ももちろんありでしょう。

最も説得力があるのは、客観的な公文書の記載を基準にすることであると思いますし、そうすれば収支報告書との整合性は完璧であり、不記載や虚偽記載による「期ずれ」など何一つない「白より白い真っ白」であると考えています。

ーーーーーーーーーーーーーー転載ここまでーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2010/10/01

経済官僚たちは計量経済モデルの数値を改竄しているらしい。

東京行って、宍戸大先生の勉強会に行って来たぞ。
宍戸大先生は元筑波の学長様で、今は新潟の国際大学に在籍してらっしゃる。
レオンチェフ賞とか言うすげー賞をとったえらーーーい先生だそうだ。

勉強会には政治家とか学者とかがいっぺーいて、俺なんか完全に場違いだったぜ。
いやー、焦った焦った。

で、いろいろ勉強して来たんだけどさ、そのうち気になったことがあった。

マクロ経済の数式をじゃんじゃかぶち込んだ計量経済モデルってのがあるそうだ。
こいつを駆使して官僚たちは国民経済の将来予想図をたてたり、国の経済戦略を建てたりしてるんだとよ。

ところが、この計量経済モデルで政府がはじき出す数値が、同様の計量経済モデルを駆使しているシンクタンクや研究者グループのものと比較して余りにもヘンテコ過ぎるのだそうだ。
具体例をあげると、財政政策の効果を余りにも過小評価しているとか、増税(一般消費税の増税のことだと思われる)で望ましい成果があがるかのようになってるとか、どっかの誰かがほざいている「?」な理屈にあわせた結果しか出ないようになっているらしい。

この傾向は小泉政権が誕生して竹中が入閣してから起きているそうだ。

勉強会の出席者たちは、竹中が政府の計量経済モデルの式をいじったか、竹中の意向を汲んで経済官僚たちが数値を捏造するようになったのではないかと疑っていた。

乗数効果の乗数は、閉鎖した国民経済を仮定してその中での金回りを表す数値だから、財政政策が行われたその年の乗数効果が1なのはともかく、2年目以降に1を割るなんてことがあるはずがない。
受け取った金は必ず遣われるのだ。
財政政策の効果の判定は、財政政策によってバラまかれた通貨の受け取りを積み上げて数えて行かなきゃいけないのに、何故か内閣府モデルでは2年目以降の乗数効果が1を割ってどんどん小さくなって行くのだ。
取引で金を受け取ると金が減るのかよ? そんなことあるわけねーじゃん。

と言うわけで、政府のモデルはもうグチャグチャなのだった。

実は俺はすげー日本の北の方に住んでいるので、こういう政府機関による数字の出鱈目が日常的におこなわれていた国の末路を良くしっている。

ソ連である。

日本の官僚機構はいよいよソ連化していると思った方が良さそうだ。
トホホ・・・

2010/09/29

日中関係をゆるがした尖閣諸島事件は、どうやら前原の自作自演らしい。

どうしたもこうしたもねーよ。

レプタリアン前原の本領発揮だよ。

京都の有権者は、こんな糞売国奴に政治家をやらせている責任があるぞ。

2010/09/25

竹中平蔵が理事をつとめる「外為ドットコム」が関東財務局から業務停止命令をくらったぜ。

外貨ドット.comと言う会社がある。
俺には縁がねーけど、外国為替をどうたらして儲けてる人たちを相手にしている会社らしい。
その外貨ドット.comとか言う会社の首席研究理事とか言うポストについてんのが、経済学者にして主要閣僚ポストを歴任するという、本邦でも稀代の経歴を持つ竹中平蔵大詐欺師・・・じゃなくて・・・大先生だ。

その竹中先生、俺に限らず多くの国民から国賊なんだろうと疑われている。
小泉政権時代、こいつの経済政策でどれだけ日本が破壊され、20万人を超える国民が自殺に追い込まれた。
こいつさえいなければ、日本はこんなに酷いことにならなかったに違いない。

・・・と言うわけで、金づるのひとつだった日本振興銀行も破綻し、弟分の木村GOが逮捕され、さすがの竹中大先生も最近ちょっとばかりピンチなわけで、そこに追い打ちを懸けるように外貨ドット.comが業務停止となった。

まぁ、竹中大先生の周りってのは、結局そういう連中ばっかりだってことなわけだ。

外貨ドット.comの利用者には悪ぃけど、俺は今回のドタバタをすげー楽しんでいる。

はやく竹中大先生が逮捕される日が来ないかなー♪

---------関東財務局の通知-------------------------------------------------------

2010年9月17日
各 位
株式会社外為どっとコム
代表取締役社長 大畑敏久
東京都港区東新橋2丁目8番1号
金融商品取引業者
登録番号:関東財務局長(金商)第262号
/金融先物取引業協会(会員番号1509)

弊社に対する関東財務局の業務停止命令および業務改善命令について

株式会社外為どっとコム(以下「弊社」)は本日、金融商品取引法第52条第1項第6号に規定
する「法令に基づいてする行政官庁の処分に違反したとき」、および同法第40条第2号に基づく
金融商品取引業等に関する内閣府令第123条第1項第14号に規定する「金融商品取引業等に
係る電子情報処理組織の管理が十分でないと認められる状況」に該当すると認められるとのこと
から、関東財務局より同法第52条第1項第6号および第51条の規定に基づき、新たに下記の業
務停止命令および業務改善命令を受けました。
本行政処分は、弊社が本年7月13日午前6時45分頃に『外貨ネクスト』および『FXステージ』
の取扱通貨ペア「ユーロ/円」の取引において、および同年9月6日午後3時34分頃に『FXステ
ージ』の取扱通貨ペア「米ドル/円」および「ユーロ/円」の取引において、市場実勢と大幅に乖
離したレートを誤配信させ、同年9月10日付で業務改善命令を受けているにもかかわらず、同年
9月15日午前5時23分頃にシステム障害を発生させ、多数のお客様のお取引に影響を与えたこ
とにより、命じられたものです。

一連の行政処分につきまして、平素より弊社の外国為替保証金取引をご利用いただいており
ますお客様方をはじめ、関係者の皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけいたしておりますこと
を、弊社役職員一同、心より深くお詫び申し上げます。

弊社では、先の業務改善命令から間もないにもかかわらず、この度業務停止命令および業務
改善命令を受ける結果を招いたことを真摯かつ厳粛に受け止め、まずは早急にシステム障害の
発生原因を十分調査・検討し、さらに第三者機関による弊社のシステム監査を実施し、実効性の
あるシステム管理態勢の整備を迅速に図るとともに、今後再びこうした障害を招かないための対
策の構築と徹底、ひいては皆様の信頼回復へ向けて、全社一丸となって業務遂行に専心する所
存でございます。

弊社では、これらシステム障害の対応作業の進行状況に関する続報、ならびに今回の行政処
分に係る経過報告等を、弊社Webサイト内にて随時開示してまいります。


【業務停止命令】
平成22年10月1日から平成22年10月31日までの間、店頭デリバティブ取引に係る全
業務(顧客取引の結了のための取引等を除く)の停止。
【業務改善命令】
① 本件についての責任の所在を明確化すること。
② システム障害の発生原因を十分調査・検討し、再発防止策を策定すること。
③ その上で、外部システム監査を実施し、実効性のあるシステム管理態勢の整備を図り、
確実に実行すること。
④ 顧客に対し、本件処分について周知を図るとともに、顧客の意向に応じて適切な対応
を行うこと。
⑤ 上記①から④について、その実施状況を平成22年10月18日までに東京財務事務
所へ書面で報告すること。
また、②から④については、その実施状況を、当分の間3ヶ月ごとに東京財務事務所
へ書面で報告すること。
以上

-----------------関東財務局の通知はここまで--------------------------------------

2010/09/23

西松騒動で小沢一郎の大久保秘書を取り調べした前田検事が、村木さん事件で証拠を捏造し逮捕された。

冤罪作りのプロ集団、東京地検特捜部でかつて西松騒動で小沢一郎の大久保秘書の取り調べを担当した前田検事が逮捕された。
前田検事は、厚生省の村木さん事件において検察がでっち上げたストーリーにあわせて証拠を捏造していた。

逮捕は当然だし、前田検事ひとりですまして良いことでは無い。
もっと調べて逮捕しろ・・・と思ったら、捜査は東京の最高検察庁がおこなうらしく、そこは前田に冤罪作りを指南した先輩検事たちの巣窟なのだった。

これはダメだろう。

いい加減、国民も目をさまさなきゃいかんて。

2010/09/19

財源が無いって話はどこにいった! 為替介入に2兆円だと? やめろ、やめろ、やめちまえ!

菅と仙谷と野田の糞バカ三人集が為替介入しやがった。
たった一日で2兆円をバーゲンセールし、上がった相場はたったの2円。
今回の円高は、ドルとユーロが大量に発行され円とのバランスが崩れているからで、しかもアメリカもEUも意図的に自国通貨安を放置しているからだ。
日本だけ単独介入しても、直ぐに円高に振れる。(金曜日には、もう84円に食い込んでるし)
日本政府の為替介入は、小泉時代の介入と同じく、まったく効果の上がらないムダなことなのだ。

だいたい菅を支持した愚民どもは、均衡財政を望んでいるんじゃないのか?
菅のバカは日本が財政危機だと信じていて、一般会計の予算規模を縮小しつつ、消費税を10%したいと言っているのだぞ。
それを良いことだと思ったから投票したんじゃねーのか? あーん?

だがよ、菅に投票した愚民ども、菅政権の最初の仕事が2兆円の無駄遣いだよ。両替したドルは日本国内じゃ活用されねーんだから、こいつら不況の日本から2兆円も海外に一方的に持ち出したのと同じなんだぞ。

この金、為替介入じゃなくて公共事業で国内にバラまいたら良いだろうが!
台風の被害、まだ復旧出来てねーだろ?
次に台風が来れば、死ぬヤツ、いるんじゃねーの?

だからよ、何度でも言ってやらぁ。
菅を支持した奴らはバカもバカバカ、大バカのバカ、頭がおかしいから薬飲んで永遠に眠ってろ。
お前らがバカなだけじゃなくて、日本中、世界中が迷惑だ。

・・・・・

と言うわけで、今回の為替介入についてがけっぷち社長と言う方が、素晴らしい悪態をついているので転載する。
分かるヤツは笑って、自分が菅の糞バカ内閣に悪態をつくのに使っちゃおうぜ。

ーーーーーー引用ここからーーーーーーーーー
財源がないないって話はどこ行った?
カネの行き先が違うだけ…ってことに、どうしてみんな気づかないんだろね?




菅が再選ってことになってから、野田のアホが2兆円ほど使って為替介入とやらをぶちかましたそうだね。
ドル円は82円を切りそうなところから85円台に戻り、まあ、ひと息という感じだ。

で、こいつらが最高にアホというか天才的な売国奴であるとよくわかる部分がある。

仙石のクソ野郎は、事実上「82円になったら介入する!」ということを抜かしているし、野田は「介入資金は39兆円」とかバラしているらしい。
これがどういう意味かと言えば「82円まで円を買ってくれたら、39兆円使って、もっと高い値段で買い取りますよ!」という意思表示以外の何物でもない。

まあ、いいや、そんなことは。

ていうか、39兆円という年間税収にも等しい財源はいったいどこにあったんだろね?(笑)
しかも、それをドル買いというムダ撃ちに使う必要がどこにある?

民主党代表戦前、菅が勝てば円高、小沢が勝てば円安という話があったのをお忘れだろうか?
これは、菅が勝ったら、ろくな円高政策も取れないという意味ももちろんあるのだが、本筋はぜんぜん違う。

菅=緊縮財政(と、見せかけた偏向財政、以下詳述)
小沢=積極財政

これが最大の違いだ。

積極財政を打つとどうして円安になるのか?
現在の世界経済の動きを見ていればものすごくわかりやすい。

現在、とくにヨーロッパで経済的に疲弊している国が多いので、各国の中央銀行は金融緩和策を取っている。
そして、それを継続するか否かというところに焦点が当たることが多い。
このとき、金融緩和策の継続もしくは拡大となったとき、その国の通貨は安値に向かうのだ。
以上は事実をそのまま書いた。

では、それはどうしてなのか?
金融緩和策には基本的にふたつのものがある。
「金利」と「量」だ。

金利が下がれば自国通貨安に向かうのはわかりやすい。
カネというのは金利の低いところから高いところへ流れるものなので当然だ。

で、量も同じことだ。
カネの量が増えればインフレに向かう。
インフレとは、何度も書いているが「物価が下がること」ではなくて「通貨の価値が下がること」だ。
他国通貨よりも量が増えれば、当然のように通貨安に向かうわけである。

よって、このような緩和策がなされれば、為替相場としては当然通貨安に向かう。
これは常識も常識であって、円高円安を語るのであれば、当然知っているべきことだろう。

さて、日本もこれらの緩和策を取ってきたわけだが、どういうわけかその効果がない。
理由はふたつある。

ひとつは、海外の連中がこぞって日本円を買い漁っていること。
これは正直どうにもしようがない。

そしてもうひとつは、いくら日銀が緩和しても国内にカネがまわらないからだ。
それは、カネがどのようにまわっていくか考えれば当然のことだ。

日銀→銀行→市中に貸付→預金→流通

これが本来の姿なわけだが、いまは銀行から先に資金が行かない状態だ。
企業もカネを借りたくない、銀行もまともな貸出先は国債くらいしかないと思っている…これではカネが動くわけがない。

じゃあ、どうするかと言えば、ハッキリ言ってこれしかない。

日銀→銀行→国債→公共投資→預金→流通

国がカネを使ってまわしていかなければダメだってことだ。
つまり、政府が積極財政をしいて、徹底的にカネをバラまくことが、このデフレ&円高を抜け出す最大の方法だってことである。

ついでと言ってはなんだが、現在の状況はこれだ。

日銀→銀行→国債→<緊縮財政>→<ストップ>

これを推進してる連中、いったいなにを考えてると思う?

さて、そうなるとまた借金がどうこう言い出す人がいるわけだが、いちいち説明するの疲れるので、過去ログでも読んでくれ。
それで理解できないなら、ずっと寝ててくれていい。

まあ、そんなわけで、為替介入なんぞをやるくらいなら、同額の予算を日本国内にぶち込んだほうがはるかにマシだってことだ。
日本がどんどん積極財政を行うとわかれば、海外の連中も円を買い続けることはできなくなる。
円高はこういう方法で解消できるのである。

そもそも、円高はまったく悪いことではない。
小沢先生が言っていたように、海外の資源を押さえることができる。
高い通貨ならば、積極財政をしいても問題はない。

むしろ逆で、日本は本当はものすごく優位に立っている。
積極財政をやりたくても、自国通貨の信用力が低ければそれこそハイパーインフレのような事態を招きかねないわけだが、日本にはそんな問題はまったくない。
しつこいようだが、郵政が海外に買い取られるような悪夢が起こらない限り、国債を海外に押さえられることもない。

おいらは海外で仕事をしていることが多いわけだが、彼らのうち、世界経済に詳しい人間はみんな首を傾げるのだ。
どうして日本はなんでもできる立場にいるのに、やらないのかと。

彼らに理由は話さなかったが非常に簡単だ。
国民がバカだからだ。
まあ、いやでも今後の何カ月かで思い知らされることになるだろう。

さて、今回の介入資金だが、前にも何度か書いたことがあるわけだが、これは「外国為替資金特別会計」というものが出どころである。
一般会計とはまったく関係ない、財務省が勝手にいじくっている特別会計なのだ。
ここにはいくらでも怪しい資金があるが、これほどあからさまなのは珍しい。

ちなみにこの資金、なにも介入ばかりではなく、大量の米国債購入などにも使われてきた。
とくに稲川会系外資族売国奴一家三代目・小泉純一郎、銀行詐欺師・竹中平蔵、ジャパンハンドラーの手先・飯島勲なんかが堂々と官邸に居座っていた時代だ。
そして、そんな時代が再び始まろうとしている。

要するに、このゼニはアメリカさんへの貢物であって、アメリカさんのバックにいる連中がおいしくいただくためにある。
だから、国民には増税だの緊縮財政だのを説き、こっちでは大盤振る舞いしているわけだ。

こういうのを緊縮財政とは呼ばない!
偏向財政というのだ!

しかも、その行き先が日本人とまったく関係ない連中だってところが非常にタチが悪い。
おそらく、今後数カ月のうちに、日本の富という富は徹底的に連中に奪われることになるだろう。

で、その閣僚の顔がそろったわけだが、これまた非常にタチが悪い。
左翼のフリした東アジア離反勢力から、アメリカべったり野郎まで、よくここまで売国奴ばかり集められたなと感心するほど酷い内閣である。

まあ、どうせなるようにしかなるまい。
そんなに長持ちもしないだろう。
だが、ダメージはおそらく小泉時代の比ではない。

だからこそ、おいらはみんなが飯を食えるようにという、草の根環境ビジネスをやるのだ。
ていうか、もはやそれしかやりようがないしな…。

ーーーーーー引用ここまでーーーーーーーーー

2010/09/18

菅直人内閣総理大臣と第二自民党内閣の顔ぶれ

 (平成22年9月17日発足)
内閣総理大臣 菅直人        
総務大臣・内閣府特命担当大臣地域主権推進地域活性化担当 片山 善博
法務大臣・拉致問題担当 柳田稔
外務大臣 前原誠司◎
財務大臣 野田佳彦○  
文部科学大臣 髙木義明  
厚生労働大臣 細川律夫  
農林水産大臣 鹿野道彦  
経済産業大臣 大畠章宏
国土交通大臣・内閣府特命担当大臣沖縄及び北方対策海洋政策担当 馬淵澄夫
環境大臣・内閣府特命担当大臣防災 松本龍  
防衛大臣 北澤俊美  
内閣官房長官 仙谷由人◎ 
国家公安委員会委員長・内閣府特命担当大臣消費者及び食品安全少子化対策男女共同参画 岡崎トミ子  
郵政改革担当内閣府特命担当大臣 金融 自見庄三郎  
内閣府特命担当大臣経済財政政策科学技術政策宇宙開発担当 海江田万里  
国家戦略担当内閣府特命担当大臣「新しい公共」 玄葉光一郎  
内閣府特命担当大臣行政刷新公務員制度改革担当 蓮舫○

内閣官房副長官 古川元久◎       
内閣官房副長官 福山哲郎◎  
内閣官房副長官 瀧野欣彌    
内閣法制局長官 梶田信一郎

民主党執行部
代表 菅直人
幹事長 岡田克也
幹事長代理 枝野幸雄◎
総務会長 
政策調査会長 玄場光一郎
国会対策委員長 鉢呂吉雄

参議院会長 輿石東
参議院国会対策委員長 羽田雄一郎

◎は前原派、○は野田派。前原派で内閣官房を固めたことがわかる。小沢派はゼロ。
今後予算編成と経済運営をめぐって野田財務大臣に対して自味金融担当大臣・海江田経済政策担当大臣が対立するはずである。対立しなかったら日本は終わりの終わりになる。

小沢総理大臣、亀井財務大臣のコンビで積極財政をうつことを期待していたのだが・・・

2010/09/15

今日、民主党が解党し、第二自民党が結成された。

サポーター票が9:1になるのはいくらなんでも極端だと思い、ネット上をブラブラしていたら、ジャーナリストの岩上さんと言うかたが、先にこういう危惧をしていた。
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気になるのは、明日の党員・サポーター票の開票。担当する民主党の職員は4人。この方々、仙谷さんとお親しい方ばかりだそうで、民主党内に不安視する声も。でもまさか、そんなねえ、不正とか、フライング情報を流して投票直前の国会議員の動揺を誘うとか、そんなことはないと私は固く信じます。 7:48 PM Sep 13th webから 100+人がリツイート

iwakamiyasumi
岩上安身
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なんでも30万人いるはずの党員・サポーターのうち、有効投票は20万人分しかなかったそうだ。
つまり1/3の党員・サポーターは投票を棄権したか、無効票だったらしい。

・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・

そのまさか!ってことなんだろうねぇ。

まぁ、証拠も何にも無いし、公職選挙法にもとづく公的な選挙では無いから、党員が良いと行ってしまえばどんな不正もOKのバトルロワイヤルだったわけで、党員でも何でもない俺がグダグダ言ったって何も変わらない。

今後、俺たちは、しばらくの間、菅内閣に付き合わなければならない。菅内閣っつうより前原派内閣なんだけどね。
そうすっとなんだね、小泉・竹中政治で100%良いですってやつが事実上民主党のNo.1なわけで、内閣の重要ポストも前原派に握られているわけで、つまり、なんだ、今日で民主党の歴史は終わりになりましたってことよ。
これから正式に第二自民党がスタートです。
民主党員たちがそういう選択をしたのだから仕方がねぇ。

結局、我が国で政権交代は起こらなかったってことだ。
看板が代わっても自民党政治は続く。
しかも小泉竹中路線の緊縮財政だから、日本経済はこれから悪くなることはあっても良くなることはねぇ。

民主党員たちが自国民への経済政策を望み、その手の連中に政権を委ねた以上、俺たちはしばらく苦しみ続ることになる。恨むぞ、民主党員ども。

警察庁発表によれば、我が国で殺人事件と認定された事件での志望者はわずか1000人にも満たない。
我が国でもっとも人々を殺しているのは、凶悪な殺人鬼でもなければ、無教育な不良少年たちでもなく、ヤクザな犯罪組織ですらない。それは政府の経済政策だ。

その経済政策は今後も続く。

このブログを見る人なんて皆無に等しいと思うけど、俺はあなたが生き続けられるよう祈ってるぞ。マジに。
絶対に死ぬなよ。奴らが死ねと言ってもしぶとく生き延びてやろう。隣近所と声を掛け合って協力し合って生き延びよう。
そして、奴らが鼻白んで思いっきり嫌がるように、徹底的に足をひっぱってやろう。
俺たちが死なないこと、それ自体が前原たちへの嫌みになる。

2010/09/13

明日、小沢代表就任&小沢内閣始動! そして日本の新自由主義者に死刑判決が下る...と思ったら菅圧勝だと?

明日、小沢代表が誕生、そのまま小沢総理大臣就任、小沢内閣成立。
テレビや大新聞の情報操作に日本国民が負けなかった記念すべき日になる。

もちろん小沢が何でもかんでも問題を解決出来るとは思っていない。むしろテレビ、大新聞の攻撃はますます盛んになり、前原派は裏切り、日本の政治を中断させようとするだろう。

しかし、それは望むところだ。
俺が小沢に期待しているのは、ちゃんとした政治じゃない。

小沢には、この20年日本をおかしくしてしまった新自由主義者、新自由主義者を引き入れた新保守主義者をギタギタに叩きのめして欲しい。
俺が小沢に望むのは新自由主義者どもへのテルールだ。
恐怖政治で奴らを皆殺しにして欲しい。

だからテレビや大新聞が小沢を叩き続けるのは大歓迎だ。
敵が誰だか分かりやすくなるし、小沢はテレビや大新聞をつぶすから、とても良い。
経団連は小沢の第二経団連にとって代わられるだろうし、クロスオーナシップの廃止とネット言論の盛り上がりで大マスコミは無くなるだろう。
ナベツネは地団駄を踏んで悔しがるだろうが、ざまあみろ!とプロ野球ファンの俺は思う。

木村剛の銀行もつぶれたし、そこから更に竹中・小泉の悪行が追求されると嬉しい。
奴らには国民全員で石を投げてやろう。いや、最近は靴の方がいいのか・・・

国民を騙し、日本国を衰退させ、多くの・・・くそ・・・書いてて涙が出て来た・・・多くの人々を自殺に追い込んだ連中を徹底的にぶちのめそう。
そうせずにおくものか。
そうならなくて、この国に正義は無い。

小沢に期待するのはそういうことだ。



(翌15日)

・・・と思ったら菅圧勝でした。
どんなインチキをしたのかjavascript:void(0)と思ったらサポーター枠で9割だとよ。

結局のところ民主党支持者は小泉・竹中マンセーだと言うことが分り、唖然としてしまった。

結局、何十万人死のうとおかまい無しで、この国の人々は自ら滅びの道を歩むことになった。
俺は心中はご免なので、これからも懲りずに悪態をつき続ける。

外交官出身の竹内行夫が最高裁判事でいられるのは、どうやら違法っぽいぞ・・・4時間後に訂正:違法じゃないらしく、結局誰だって良いらしい。

竹内行夫さんが最高裁判事であることとムネヲが最高裁への上告を棄却されたことについて関連があるんじゃないかと疑っている人々がいる。
かく言う俺もその一人。

で、なんで外交官が最高裁判事になってんのよと不思議に思って裁判所法を紐解いたところ、なんと最高裁判事の任命資格に行政官・外交官は明記されていない。
そりゃそうだろう、司法試験をパスしてねーんだから。

で、もしかして裁判所法の他に法的根拠があるのかもしれないと思い、さっき地元の地裁に電話して聞いてみた。

そしたら・・・

裁判所でもわかんねーとよ!

何でなんですかねーと逆に聞かれちゃったよ。(^_^;A

これは・・・どうやら竹内行夫が最高裁判事でいることは違法状態らしい。

なんだか、怖ぇことが罷り通っているなぁ・・・。

(4時間経過)

さっき裁判所から電話があった。
わざわざいろいろ調べてくれたらしい。
それによると裁判所法41条の任命規定は、最高裁判所判事15人のうち少なくとも10人に適応されることで、最大5人まで任命規定を無視して素人を採用して良いと言う条文なんだそうだ。

条文の一番最初「最高裁判所の裁判官は,識見の高い,法律の素養のある年齢四十年以上の者の中からこれを任命し,」のところが、後半の任命規定を無視して外交官や行政官を最高裁判事に任命して良い根拠になるんだってことらしい・・・。

すると、極端な話、内閣が良いよと認めれば、高校の社会科の先生や、保険会社の調査員や、税理士や弁理士、社会保険労務士や中小企業診断士、行政書士に司法書士など法律をかじって40年以上仕事をした人なら任命されていいことになる。

じゃ、竹内某が最高裁判事に任命されたのは正しいことなのかっつうと・・・

ん? あれ? おんや?

竹内って40年も外交官やったのか? まだよくわからん。誰か教えてくれ。

2010/09/12

不況下で一般消費税10%で良いと思っている馬鹿だけが菅に投票する。

菅さん、経済が駄目。
小沢さんも同じく駄目・・・なのを自覚して勉強している。

菅さんは財政の現状を間違って理解し、消費税増税に固執している。
小沢さんは特別会計における莫大な積み立ての理不尽さに注目し、会計の統合と予算の組み換えで対応できることを知っている・・・ただし、小沢さんも消費税増税を含ませている。

菅さんは国会で菊池英博さんから特別会計の異常な積み立てや、一般会計と特別会計を統合すると日本の財政は少なくとも2007年まで一度も赤字になったことがないことを聞いている。聞いているのに日本はギリシャ化すると信じている。
小沢さんは現在の不況が需要不足によるもので、需要不足の原因が国内の投資不足=過剰貯蓄であることを知りながら、所得税減税に触れている。

俺が注目している分野については、両方ともダメだ。ただ、今回は二者択一になるので比較してましな方を選ぶことになるから、小沢が良いということになる。

小沢が建設途中の高速道路や科学技術振興に赤字国債を発行してでも予算を回そうとするのは正しい。
不況時には金利が大幅に下がっているから、実需要創造・雇用促進・インフラ整備は両立する。
なお、金利が下がっているときに債務の借り換えを行うのも正しい。

まぁ、これで菅に投票する奴は、菅を立てれば儲かる立場にいる者か馬鹿かのどちらかだろう。

俺は不況下で一般消費税10%なんて嫌だから、菅には投票しねーし、投票する奴をすげー迷惑に思ってるぜ。

小沢の金と政治の問題は、少なくとも騒がれていたこの一年分については存在していないので、考慮する必要はない。小沢はクリーンだ。

2010/09/11

菅陣営の議員秘書が小沢に投票してしまったってさ

あいかわらずテレビと大新聞は菅優勢と伝えている。
まぁ、あんな連中、どうでもいいよねー。
小沢政権が出来ればクロスオーナーシップ制廃止と放送電波入札制で、いくつかのテレビと大新聞はつぶれるだろう。いいじゃん、それで。
日本から消え去る運命の大マスコミがどんなにホラを吹いても、爬虫人類の前原がうっかり本音を漏らしてしまったから、やはりネット上で多くの人が言っているとおり、小沢圧勝で勝負はすでについているようだ。

で、レプタリアンの前原が何を言ったかっつうと・・・

ーーーーーーー引用ここからーーーーーーーーーーーーー
前原国交相、代表選「菅陣営有利と書かれるのはマイナス」


 前原誠司国土交通相は10日午後の閣議後記者会見で、民主党代表選で菅直人首相が
リードしているとの報道を巡り「自分の選挙を今まで7回やった人間からして、優勢と
書かれることは決していいことではない。緩みが出るし、陣営にとってマイナスになる
との認識を強く持っている」と述べた。
 そのうえで「議員票を中心に票読みをしているが、小沢(一郎前幹事長)陣営の方が
多く、優勢だという皮膚感覚は全くない。しっかり最後まで力を入れて戦い抜きたい」
と強調した。

 代表選後の対応については「挙党一致体制がとれるように、責任与党としての役割の
一端を微力ながら担えたら本望だ」と述べた。
日本経済新聞9月10日
ーーーーーーー引用ここまでーーーーーーーーーーーーー

・・・と言うことで、レプタリアン前原は小沢優勢であることを認めてしまった。

そりゃそうだろう。
今回の代表選では議員票が得票ポイントの半分を占める。ここで多数派を占めれば、限りなく勝利に近くなるのだ。

で、前にYufu Tomonoriさんっつう人がまとめた数字を載せたけど、どうやらそれに近い感じになりつつある。
菅さんとこは自分の陣営の議員数を公開しているので、その数字がYufu Tomonoriさんの予想にピンタンコなのだ。

もっともNHKはナンタラ会議で両陣営の勢力数を小沢:186人、菅:183人、不明:41人と予想して報道してんだとよ。
で、NHKが何をどうして調べたのかしらんけど、地方議員票が菅64ポイント、小沢36ポイント。
党員・サポーター票:菅220ポイント、小沢80ポイントなんだと。
で、総合で菅650ポイント、小沢488ポイント、不明82ポイントとなり、不明分が全部小沢さんに行っても菅さんが勝つと言う前提で一切合切報道しているらしい。

議員の割合は支持声明と派閥を数えれば予想出来るとして、地方議員票と党員票、どうやってわかんだろうね?
大阪、東京、札幌の演説を見て、本当に「菅:小沢=3:1」になるなんて本気で思ってんのかね?
三都市以外の党員とサポーターもYoutubeで見てんだぞ。
テレビのグニャグニャ報道で左右される数は、自分で思っているほど多くないと思うぞ。

俺なんかもう20年以上テレビ持ってねーし、たまに目にすることがあっても何も覚えてねー。
自民党用語でB層っつうのがあったけど、テレビを見て影響されんのはB層なんだろ?
確信して党員をやってる人たちがB層かねぇ?
たぶん、重度のネットワーカーはいてもテレビ見て政治を考えている人はあんまりいないと思うぞ。

・・・と言うわけで、俺はNHKも読み間違えていると思うね。

逆にYufu Tomonoriさんの予想は現実っぽくなっている。
なんてったって菅さんとこが支持議員の顔と名前を公開してっからね。
http://kannaoto.jp/ouen_kokkai.html
なんと11日現在で133人なんだよ。Yufu Tomonoriさん、すげー。

それにしても菅さん、自分の支持議員の顔と名前を晒すってのは良いアイデアだね。
限りなく裏切りが予想されるから、これは裏切り防止に効果がありそうだ。
で・・・それで133なんだよ。

ところが、ネットをウロウロしていたら、偶然菅支持を表明している議員の秘書さんのブログを見つけてしまった。
そしたら、この秘書さん、ボスを裏切って小沢に投票してやがんの。笑
小沢サイドの切り崩しってのはこのレベルでもやってんだね。凄いね。
絶対、菅さん、秘書までは考えてないって。笑

戦闘教師「ケン」 激闘永田町編

菅さん支持ですって顔と名前を貼ってる議員の相当数が秘書に裏切られているんだろう。
なんだか滑稽で哀れだ。
菅さんサイドは議員同士もバラバラだが、議員と秘書もバラバラなのだった。
選挙選でいまひとつやる気が感じられねーのも当たり前だ。
「菅さんをお願いしまーす」ってビラ配りをしている者たちが、実は小沢支持なんだもんなー。

こんなんじゃ菅さんに勝ち目があるはずがない。
前原も軽い御輿を担いで楽勝だと思ったろうが、世間はそんなに甘くねーぞ。
前原とそのお友達は、代表選なんかぶん投げて自民党に亡命した方が良いって。
はよ消えろ、さっさと離党しろ。

2010/09/09

ムネヲの思い出 & 竹内ナントカが最高裁判事って何じゃそりゃ?

スズキムネヲが最高裁への上告を拒否されて、刑が確定。失職。収監ってことになったそうだ。

実は、俺は大昔ムネヲと会ったことがある。実家近くの国道で。

ムネヲは軽トラの窓から上半身と片足を乗り出して、誰もいない草地に向かって満面の作り笑顔をしながら手をふっていた。
草地の向こうには農作業服のおばちゃんがひとり立っているように見えた。
選挙期間中だったのだ。

でも、俺は知っていた。あれは案山子だったのだ。
ムネヲはもしかしたら人間かも知れないと思って案山子に自分を売り込んでいたのだ。

当時青二才の俺は、選挙ってそんなもんなのかと感心しつつも、あれって絶対に交通違反だよなぁと思いながら、ムネヲの選挙カーを見送った。
そうしたら、俺がムネヲに何かしたわけじゃないのに、ムネヲは「スズキムネヲ、スズキムネヲをよろしく・・・やあ、勉強頑張ってー♪」と選挙権もない俺に愛想笑いを振りまいたのだった。

そんなわけで、ムネヲ収監と聞いて、最初はきっと道路交通法違反のことだろうと思った。
だがそうではなかった。

共同通信のまとめによれば、ムネヲの容疑は以下のとおりだ。
俺は、ムネヲがこんなことで裁判を進行中だったのも知らなかった。頭わり〜。

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鈴木被告一、二審の認定事実要旨 

鈴木宗男被告に対する一、二審判決の認定事実要旨は次の通り。

【受託収賄】島田建設幹部から北海道開発局の工事受注に便宜を図ってほしいと請託を受け、1997年10月から98年8月の間、見返りに計600万円を受領した。

【あっせん収賄】98年8月、木材の不正伐採で行政処分を受けた製材会社やまりんの幹部から、処分による損害をその後の随意契約で取り戻せるよう林野庁への口利きを依頼され、500万円を受け取った。

【政治資金規正法違反】約1億円の寄付を除外するなど98年分の政治資金収支報告書に虚偽の記載をした。

【議院証言法違反】2002年3月、衆院予算委員会の証人喚問でわいろ受領などについて偽証した。
2010/09/08 13:50 【共同通信】
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俺なんかには、この件はわからん。
ムネヲが無罪だと言えば無罪のような気がするし、裁判所が有罪だと言えば有罪の気もする。
でも、ムネヲは軽トラで三角乗りをする人だから道路交通法では絶対にクロなのだ。

でも、俺がオイオイと思ったのはムネヲさんのことではない。きっと日本中オイオイと思っているに違いない。

それはこのことだ。

【佐藤優の眼光紙背】なぜ最高裁はこのタイミングで鈴木宗男衆議院議員 の上告を棄却したか?

特に最初のところ・・・
>最高裁判所は最高政治裁判所でもある。それは、2002年に鈴木宗男追放キャンペーンの中心に立った竹内行夫外務事務次官(当時)が現在、最高裁判所裁判官をつとめている

これ、何なんだろう?
かつてムネヲを陥れたライバルが最高裁の判事をやってるわけ?
なんじゃこりゃ?
だったら上告がとおるわけないじゃん。

一応、裁判官は独立していて、担当した一件一件について同僚や上司から助言をうけることはないことになっている。
だから、今回ムネヲの担当ではない竹内の影響はなかったと考えることも出来る。

でもねー。それはさー、法律をしっかり勉強して合法的な行動しかしないマトモな裁判官同士のことだよねー。
この竹内某ってのは、頭ん中がバキューンバキューンでドカーンドカーンでいっぱいらしく、小泉内閣のイラク派兵やら何やらで暗躍した怪しげな人物らしい。
そんなヤツがさー。まともな原理原則をさー守るわけねーじゃん。信じろって言われてもちょっとねー。
ムネヲにムカつくぜと思ったら、そんな原則は無視して工作しまくるだろ、こいつは。

そもそもなんで竹内某が裁判官になってんだろう?
外務省でブイブイ言わせてたんじゃなかったのか?
いつの間に最高裁にトラバーユしてたんだろう?
裁判官って司法試験に合格しなきゃなれないんじゃないの?
違う?
俺、間違ってる??

で、裁判所法なるもので最高裁判事の資格を調べてみた。インターネットって便利だね〜

ーーー裁判所法(昭和二十二年四月十六日法律第五十九)ーーーーーーーー
(最高裁判所の裁判官の任命資格)
第四十一条 最高裁判所の裁判官は,識見の高い,法律の素養のある年齢四十年以上の者の中からこれを任命し,そのうち少くとも十人は,十年以上第一号及び第二号に掲げる職の一若しくは二に在つた者又は左の各号に掲げる職の一若しくは二以上に在つてその年数を通算して二十年以上になる者でなければならない。 
一  高等裁判所長官 
二  判事 
三  簡易裁判所判事 
四  検察官 
五  弁護士 
六  別に法律で定める大学の法律学の教授又は助教授
2 五年以上前項第一号及び第二号に掲げる職の一若しくは二に在つた者又は十年以上同項第一号乃至第六号に掲げる職の一若しくは二以上に在つた者が判事補,裁判所調査官,最高裁判所事務総長,裁判所事務官,司法研修所教官,裁判所書記官研修所教官,法務省の事務次官,法務事務官又は法務教官の職に在つたときは,その在職は,同項の規定の適用については,これを同項第三号乃至第六号に掲げる職の在職とみなす。
3 前二項の規定の適用については,第一項第三号乃至第五号及び前項に掲げる職に在つた年数は,司法修習生の修習を終えた後の年数に限り,これを当該職に在つた年数とする。
4 三年以上第一項第六号の大学の法律学の教授又は助教授の職に在つた者が簡易裁判所判事,検察官又は弁護士の職に就いた場合においては,その簡易裁判所判事,検察官(副検事を除く。)又は弁護士の職に在つた年数については,前項の規定は,これを適用しない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ほー、大学の先生だったら司法試験、関係ねーんだ。
まー、そうかもなー。司法試験合格者と同じか、それ以上に法律に詳しいんだろうからなぁ・・・。

で、竹内は外交官だったよな、外交官、外交官っと・・・・

ん?

あれ?

あれれ?

あれーーーーーー?

・・・・

俺、また間違えてるかな?

いや、そのまんまだよな。書いてる通りだよ・・・

外交官って任命資格にねーぞ・・・


.....



なんじゃこりゃーーー!



いや、馬鹿な俺のことだ。もしかすると他の条文に外交官もokって書いてんのかもしんねー。
でも!
まさか!
ええええ!?!?

竹内某って最高裁の判事になってちゃダメなんでないか?

それでムネヲの上告に影響を与えていたら、とんでもねー話だぞ。

これじゃムネヲさんも泣くに泣かれねーだろう。

何で竹内某が最高裁判事でいられるのか、誰か教えてくれ。

2010/09/05

民主党代表選挙は小沢圧勝。菅さんの政治生命終わり。関心は前原派の今後へ。

テレビや新聞では、菅さんが優位と言うことになっているそうだが、実際は既に小沢圧勝で勝負がついたようだ。

Yufu Tomonoriさんと言う方が、民主党国会議員の支持別の一覧表をつくってくれた。
(Yufu Tomonoriさんの民主党議員情報を見よう)

この表を数えると以下のようになる。
この表は9月4日までの動向を週刊ポストの記事にネット上の記事や発言からつくったものだそうです。正確性についての問い合わせはYufu Tomonoriさんへどうぞ。

で、まとめた数字がこれ。

小沢支持:216
菅支持 :139
中立  :56

圧勝だね、小沢一郎の。
なんでこれが菅有利って報道されるんだろうね?
民主党代表選挙なんだから、大新聞が怪しげな世論調査なんかやったって関係無いじゃん。
民主党の国会議員や地方議員、一般党員がどう思ってっかだよな、今の段階は。
少なくとも国会議員の動向を見ると小沢圧勝で決まりだぜ。
しかも、これから中立を決め込んでいた議員たちが小沢にすりよるんだろう。
今更、菅さん支持者はどうしようもねーよ。負けだ。負け。
認めるしかねーって。

菅さんは財政やら消費税やら頓珍漢すぎて、俺にはもう批判する気にもなれないのだが、それでも139人も支持しているあたり、むしろ善戦したと言えるだろう。
これなら、前原たちといっしょに離党して自民党と組めば、まだ政治家でいられるかもしれない。
しかし、これだけオバカぶりを披露してしまった菅さんは、どこかの業界・階級の利益代表と言うわけでもないので最早誰からも支持されない。今後政治家として出来ることはもうないだろう。(次の選挙は落選すんでないか?)
菅さんの支持者には可哀想だが、菅さんの政治生命はすでに断たれたと思った方がよい。

また、菅さんを支持した前原はじめ139人は、小沢体制のもとで思いっきり干されるだろう。
しかし、彼らにはまだ離党して前原新党をつくり、やがて自民党に合流すると言う選択肢がある。
小泉竹中政治は100%正しかったと言いきる前原だから、小沢民主党より自民党の方が居心地が良いに決まっている。
なんてったって自民党の党首は・・・あれ?誰だっけ・・・あ〜・・・そうだ、谷垣さんだ、谷垣さん・・・自民党の党首は谷垣さんで小泉内閣の財務大臣だった人だ。小泉・竹中政治を100%正しかったと言いきる前原とは相性ばっちりだろう。前原の親友、安倍晋三も大歓迎するに決まっている。

大マスコミのホラとは正反対に、小沢さんは代表選に圧勝し、圧倒的な支持を背景に総理大臣に就任する。(ホラ記事書いたヤツは責任をとるのか?)
しかし、前原派が離党すれば、衆議院における民主党の多数派支配はくずれるので、小沢内閣は実際には大したことが出来ないだろう。
もちろん、この場合には小沢は社民・国民新党と再び連立し、更に自民党の切り崩しをしかけることになる。

前原は小沢に完全屈服するか、自らその正体を明かして自民党に合流する他はない。

もちろん俺は後者を望む。
その方が分かりやすくてターゲットがはっきりするため、次の選挙で新自由主義者を完全に抹殺できるだろうと思うからだ。

さて、このブログがたまたま目に入った諸君。
民主党代表選は投票日を待たずに決着がついた。
今日からは前原とその仲間たちがどこへ行くかに関心を向けよう。

そして、小泉・竹中政治の弊害が無くなる日まで、新自由主義者・新保守主義者に悪態をついてやろうぜ。
俺たちには、どうせその程度しか出来ないんだからさ。

2010/07/20

三宅ナントカ、星ホニャララ、田崎ウンタラ

官房機密費、官房機密費、官房機密費・・・ブツブツブツ

こいつらの顔をみると、ついつい念仏のように官房機密費官房機密費とつぶやいてしまう。

南無官房機密費、南無官房機密費、あんなチンピラ記者にやるくらいなら俺にくれ、南無官房機密費・・・ブツブツブツ

他にもキヨシローの「軽薄なジャーナリスト」って歌もあったな。
あいつらの前で歌ったら痛快だろう。

2010/07/07

コピペ推奨: 「財源はいくらでもある!消費税増税は反対! 緊急国民財政会議」ご報告

7/4、ジャーナリストの岩上安身さんと言う人の呼びかけで、菊池英博先生らを招いて「財源はいくらでもある!消費税増税は反対! 緊急国民財政会議」が開催された。
菊池先生の「消費税は0に出来る」はオレも読んだ。
なかなか啓発される一冊だった。
で、この会議での対話をRolling Beanさんがメモしてブロクに掲載していた。コピーフリーだそうなので貼り付けておく。偶然オレのブログを見つけた人は読んでおいた方が良い。もちろんコピー推奨だ。
なかなか勉強になる。

Rolling BeanさんのBLOG「Like a rolling bean (new) 出来事録」のURLは以下のとおり。
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10581753057.html

---------------転載ここから---------------------------

「財源はいくらでもある!消費税増税は反対! 緊急国民財政会議」ご報告 2010-07-05

経済アナリストの菊池英博さんと岩上安身さんの、「財源はいくらでもある!消費税増税は反対! 緊急国民財政会議」に参加してきました。

速記メモを取りましたのでお読みください。
文字数の制約から、二つのエントリーに分けています。半分くらいはこのエントリーの下に表示されています。

なお、これは当日のイベントの内容をメモしたもので、個人の感想は色分けで示しているのみです。
また、コピーレフトですので、改変なき転載大歓迎です。ぜひよろしくお願いします!

12:55頃
まず、ゲストのご紹介から。

二見伸明先生
先日の岩上さんインタビューで衝撃的な発言。
機密費では「女房のパンツまで官邸に付け回しをした」という事実。
消費税増税にも批判的。

荒川さん
名古屋からいらっしゃった。税理士のお立場でご発言いただきたい。

13時少し前、菊池先生ご到着。Ust中継準備。

~~~ここから(13:04開始)

岩上
経済アナリストの菊池英博先生。
お話をうかがったあと、質疑。
消費税の問題で、二見伸明さん。名古屋の税理士の荒川さん。
お二人はまたそれぞれの違う観点で。

岩上
今日のタイトルは
「財源はいくらでもある!消費税増税は反対! 緊急国民財政会議」
本当に気持ちとしては国民会議、全体に訴えかけたい。
今、全部が足並み揃えて消費税増税キャンペーンをしている。
財務省が音頭。自民党も民主党も、消費税は10%に、と言って恥じない。
これが危険なものだという点に触れようとしないのはあぶなっかしい。
大政翼賛報道。まっとうな意見が通らない。
こうして話しかける機会、Ustを通じて拡散していくこと は一縷の望み、救いである。
では本題へ。
民主党は、菅政権でがらっと政策を変えてきた。ひとつが消費税増税。
去年は、消費税は4年上げない、経済再建が先と言って鳩山さんが連立政権を樹立。
しかし、1年も立たず、マニフェストで消費税増税を前面に押し出す。
菅さんが言う、「ギリシャ」(のように危機になる)とは、実態は全く違う。
これはプロパガンダである。どう違うのか、日本は本当に財政赤字の危機?

菊池
財政危機ということでギリシャの問題が出たが、
最初、今日は「日本の財政についての正しい考え方」をきちっと話したい。
日本財政ほど歪曲されているものはない。
特別会計・一般会計、総債務・純債務もあるが、1995年発端、96年橋本財政改革の閣議決定から増税路線が。
あれから15年経っているが、「狼」は来ない。
その時点から、財務省、自民党が日本の財政の判断を間違っている。
これが原点。
一時、小渕内閣でムードが変わったが、2001年コイズミ構造改革で緊縮財政・デフレ政策になった。
今日のポイントは、日本の財政に対して正しい態度を持つこと。
続いて、それならば何が日本の問題なのか。
今日もTVで党首会談をしていたが、そこでも消費税問題の話が。
また、明日(月曜)出る、東洋経済かダイヤモンドも消費税特集がある。
今、欠けているのは「税収が上がらない経済になったか」の分析。
では何を間違ってきたのか。
今日、テレビで菅さんが自公に対して間違っていると言った。これは正しい。
わたしは菅氏には、
「民主党には(自公由来の)ハンディがある。そもそも税収が9兆円落ちた。
 コイズミ構造改革のツケから始まっている。このことをおっしゃるべきです」
と伝えている。それは本にも資料にも書いている。
菅さんは、「わかりました」と言った。
まず、税収が上がらない経済になった反省をしっかりする。
そこで対策が出てくる。
今は「税収が足りない足りない、狼が来る」と怯えているのが現状。
日本のマスコミで印象的なのは2005年の郵政選挙。
あの時、9月4・5日に、NYTimesの記者が「日本のマスコミは韓国や台湾以下だ」と打電した。
「日本は北朝鮮と同じだ」、と。
このことは産経新聞にだけ出ていた。(会場笑い)
なぜか産経にしか載らない記事がある。「日本は重債務じゃない」とか。
今週、 7日の産経文化欄に、消費税反対の立場で、再生の伊藤元重さん(御用学者とされる)との対談が掲載される。
日本はなぜ失敗したかをつかまなくては。それが原点。

岩上
日本はそれほど本当に大きな赤字を抱えているのか?
これは国民の借金と考えていいのか?
債務には、粗債務と純債務がある。
★「粗債務」ホワイトボードで説明。

菊池
英語では粗債務はGross。純はNetと言う。
日本は粗債務ばかりが表に出る。
海外は粗債務で見る場合もあるが純債務も。特にオバマは純債務で説明している。
また、OECDでは粗債務と純債務の名目GDP比率が併記される。
また、日本ほどこの2つの差がある国がない。
それが誤解の原点。配布資料に掲載している。
この話に入る前にちょっと全体像をお話。どうしてこんな税収が上がらない国になった?
まとめれば、コイズミ構造改革のツケなのだが。ここには3点ある。
(1)「緊縮財政」
 デフレが進んでいた。98年から進んだ。橋本財政改革では回復を潰した。
 名目GDPがずっと下がっている。
 景気には、
  ・消費者物価(新聞によく出る)
  ・GDPデフレーター
 という2つの指標があり、後者が特に重要。
 名目GDPとは、個人では額面給与、会社だと税引き前利益にあたるもの。
 世帯の給与は100万円減っていて、これは長く、12年続いている。
 ベースの考えとしては、菅さんと話した内容は変わっていない。
 そうした形で(長期的に)日本のデフレが進んだ。
 そういうときに、緊縮財政。投資関係として公共投資、地方交付税交付金というこの2つをずっとカットし、2001年~2009年で60兆円召し上げた。
 内訳は公共投資13兆、後者47兆。
 計算の仕方:よくある「前年比」という表現による認識だとあまり落ちていないが、実際、地方は累計でパンチを食らう。地方交付税交付金減少分は累計47兆もある。
 公共投資は13兆減。
 これでは、地方はゴーストタウンになる。
 デフレで緊縮財政を絶対にやってはいけない。経済原則だ。
 アメリカ大恐慌、日本も恐慌をそれで起こした。歴史を知っていればこんな ことはしない。
(2)「金融三点セット」
 時価会計、ペイオフ、減損会計。
 時価会計は土地担保の際、地価が下がれば貸出はもっと下げる。
 銀行とは与信行為でこういうことはせざるを得ない。国家の指示でもある。
 フーバー大統領がこれで失敗し、ルーズベルトは「緊急銀行法」を発動。
 時価会計は適用停止した。この条例が60年間。93年まで続いていた。
 日本では、これをご存知ない。
 アメリカ人は、過去の経済の失敗をよく知っている。
 アメリカは「フーバーは最悪」と小学校から教える。だから絶対にデフレにしない。
 それと自己資本規制比率規制。
 日本は4%と。銀行も自己資本規制比率で締め付けるなどという規定は海外にはなく、国内金融機関にそんな規制はしていない。
 それで信用収縮が起こり、カネを貸せなくなる。
(3)「リストラデフレ」
 2002年、労働法改悪。経営者が説明さえすれば自由に解雇できることに。
 こんなの、日本以外ではアメリカくらい。
 戦前の日本でもそんなことはできなかった。組合活動はは認められなくても企業の家族主義があった。これは特に、タケナカさんでしょう。
 日本社会の破壊を招いた。
以上、3つ。緊縮財政をデフレ下で行うなど論外。
さて、リストラデフレで非正規社員が増えた。
資料3枚目の右側真ん中にグラフ(図表14)がある。
雇用者における正規・非正規の推移。3人に1人が非正規。
非正規は年齢に関係なく年収200万、結婚もできない。安定した家庭が持てない。
少子化の基本は経済。経済モデルでも言えることがある。
日本郵政の調査によれば、35歳の正社員の結婚率は6割だが、非正規は3割。
これは2002年のコイズミ構造改革、労働法改悪の影響。
労働法については、与党三党で案を出し、臨時国会で通るだろう。郵政改革新法も。
社民党は政権を離脱したが、賛成はしているから。
社民党の方にも何人もお会いしたが、真摯に日本の危機を捉えている。
人間性豊かな方々である。しかし基地では理想を通したいので、政権からは離脱した。
ただ、これからも案件ごとに賛成していくと思う。
繰り返すと、以上、税収が減った要因には3つある。
★緊縮財政で経済疲弊、債務増加。
★金融三点セットで貸出しにくくした。→亀井大臣の時に是正していた。これからもやるだろう。
★リストラデフレ。皆さん、あまりおっしゃらないが。
こうして社会構造が崩壊したから税収が上がらない、 その原点が議論には欠けている。

岩上
税率が上がれば税収が上がるという短絡的な議論になっているが、橋本内閣で、実際には税収は上がらず、かえって経済が疲弊、腰折れした。
信用収縮が起こり金融恐慌、倒産、世界に伝播する手前まで行った。
大慌てで政策展開をして、小渕内閣で大量の財政出動をしたが、かえってお金がかかった。

菊池
財政出動について。
「真水」(まみず)というネット金額と、事業規模というのは政府系金融機関、開発銀行など。
公的機関からの貸出であわせて120兆円くらいあった。
真水で出したのは40~50兆円分。
しかしそれが原因で財政膨張が進んだという人がいるが大間違い。
2004年参議院予算調査室レポートがある。
2003年度までの財政支出で、120兆円、それによるGDPの押し上げ効果は100兆円。
それをしなかったらもっとひどかった。リチャード・クーさんや植草さんも 言っている。
今度の(産経の)対談でもその話はする。

岩上
財政出動で回復したのはよかったが、コイズミでまた緊縮させた。
ではまた本題に戻って、菅さんがギリシャの次が日本と言っているが、違いが大きい。
ギリシャの国債は、国内で賄えず海外8割。
かたや日本は預貯金も豊富にあり消化率も高い。
この後に低下するという言い方もあるが、当面は消化できる。
そうした基礎的な条件の違いを勘案せず、単純に比較するのは一国の首相が言うべきことでない。

菊池
財政はともに赤字だが、違いは、
★ギリシャは体外債務国。借金生活である。
 国債発行し、8割が海外で買われている。
 しかし日本は95%が国内消化。
 ここ大きな点、日本は対外的な債権国。267兆円の純債権を持っている。
 差し引いてこの額に。
 また、それだけの額を海外に貸しているから、10~15兆円の利息が収入に。
 ギリシャはその逆で、利息を支払っている。
★日本は貿易収支が黒字。所得収支(海外との配当、~15兆 円)が黒字。
 ギリシャはこれは両方赤字。
 所得収支や貿易収支の黒字はものすごく多く、外貨がふんだんにある。
 だから、いかに国内の我々の日本経済のために使うかだ。
 わたしがいつも言っているのは、どうして日本人のために使わないのか?
 この10年使っていない。100兆円が召し上げられて海外に行っている。
★粗債務と純債務の関係で意見を言う人がいる。菅さんなどそう。
 配布資料1ページの右上に書いてあるが(図表10)、ネット債務で日本は半分。
 これを見て、菅さんは日本のほうが悪いといっている?
 しかし、実際には債権国で配当を受け、外貨準備があり、国債も消化している。
こうした経済力のベースがある。国民が戦後働いてきて社会的蓄積。
しかし、この蓄積が使われない。
もうひとつギリシャとの関係で大きな違い。
日本は国民の貯蓄率は下がっているが、2008年末の政府の数字では、
3.3~3.4%。300兆円のうちの10兆円にあたる。
お金は天下の回り物、使わなくてはならない。
江戸事態の「夜越しのカネは」というのは慧眼だったと思う。
参勤交代では多額の消費をする。江戸幕府の忠誠心だけでなくこうして経済も考えたので300年もったんだと思う。もっと使わないといけない。
本質的に上記からギリシャと違う。
しかし「成長が足りないから食いつぶす」という人がいる。
野口悠紀雄さんが、計算しても数十年、と言っているが、運用資産をちゃんと利回りのいいようにという反面、国民のために使うこと。
では、なぜお金が海外に出ていってしまうのか?
100兆のカネが預貯金から流出。
2000年度、1420兆円→2008年には、1400ちょっと。
「国民経済計算」が一昨日出た。インターネットにもあるが、2008年は運用資産が一番落ち込んでいる、今は1500兆円程度ある。
ともあれ、2008年もほとんど変わらなくてその中には、海外投資120兆→220兆円
まさに100兆円、海外に行っている。
この減少分が、コイズミ構造改革からの60兆円とアメリカ国債40兆を
買った分と見事に合致する。

岩上
本来、地方にも循環していたはずのカネが海外に。

菊池
だから、コイズミ構造改革は国内を締め上げて外資に投資させた。
政策上こうなっていく。
ほんとうに、一番ひどいのは地方交付税交付金だと思う。これ、惨憺たるもの。
ベースになるカネがあるのに使わない!

岩上
関連あるところで「法人税減税」がセットになっている。
消費税増分がそちらに回るわけだが、
消費税ができて21年で220兆円、法人税下げて所得税累進も下がって、国民1人1人のお金が召上げられて、大企業と中小企業との落差が生じた。
輸出企業の優遇もある。
史上空前の内部留保が国内に回らず、労働分配率も上がらず、株主配当に。
代表たる企業は外資が5割近く占めている。
そこへの配当として、国民のカネが外資に回る、ちゅーちゅーとストローで吸われている。
いつも「法人税引き下げ」にしぶしぶ説得させられている が、その点は企業を強くしないと先生は仰っている。
国内に還流するはずのカネが海外に周り食い物にされている点については?

菊池
国税に占める法人税所得税消費税について話す。
典型的なのは、法人税収が減った分を消費税で穴埋め。見事に数字で出る。
消費税は1989年に3%、97年から5%。
1989年~2009年の消費税税収累計は220兆。
法人税の同じ期間の減収分が200兆円。
法人税減収を埋めるのは歴然。
2009年3月、麻生内閣で閣議決定されたのは、
「2011年に消費税を引き上げる法制化、同時に法人税を下げる」
新聞だと書いてないところもある。書かない新聞は決まって いる。
財界側にマイナスになることを書かない新聞は決まっている。
(どこ?という問いに→言えませんが、と)
記者は「そういうことを書くと広告が取れない」と。マスコミの限界。
新聞だけでなく民報もそう。
この22年間を考えると、消費税の累計の9割が法人税減収分。
自公政権はそういうことを前提にして消費税増税を言っている。
ただ、自公政権でも法人税減税は言わなかったが、
菅さんになって、法人税引き下げが公約とかおっしゃっていて、
自民党政権でも言いきれなかったことを民主党が言うとは。

岩上
2009年の鳩山政権の民主党では消費税は4年上げないと公約。
菅さんになってから旗色が変わった。
民主党は、まるで2つの政党の連立であるような印象を受ける。
選挙前なので、ここできわどいことは言えないが、仙石さん、枝野さん、
オリジナル民主の人たちの考え方と、鳩山政権での小沢さんらの
グループとの差はどういうことになっているか?
民主党、と言ったとき、どちらが主なのか、温度差がある。

菊池
税制は菅政権になってから出てきた。
今朝の日曜討論を聞いていたら、菅さんも「消費税を引き上げない」と。(会 場笑い)
亀井さんも、「あと3年間引き上げない」とおっしゃっているのだから、
いかに景気対策をするか、ということを言っていた。
番組は国防の話もするはずだったが、消費税に終始。
菅総理自体が軌道修正されたのか、よくわからない。
わたしも、勉強会にも招かれていて、コイズミ構造改革は絶対に失敗すると言ってきて
ブレていないが(会場拍手)、消費税とはそんな簡単に上げられるものではない。
選挙を闘う人で消費税を上げると言っている人は多分いないだろう。
改選組が菅さんに(抗議の)電話をして、などという話もあった。
しっかりしてほしいことは、民主党は4年間、消費税増税しないで別の方法での
税収を上げることを考えるのだろう、と皆が思ったから政権を取った。
閣僚でそれを覆すようなことを言う人がいるなら、
「国民に約束したのだろう」と申し上げたい。
菅総理も、今日はすぐ上げるようなことを言わなかったし、
亀井さんもその議論は、ということだったので、そういう話になっているかも。
消費税のことは国民新党には書いてはいない。緊急補正予算を組むと書いてある。
あれはオバマが2年間で70兆円の緊急補正予算と同じようなことをしようとして
いるだろう。亀井さんも「デフレ脱却」として言及。
菅さんの認識もしっかりしているだろう。
では、消費税以外で税収を上げる方法について話したい。

岩上
財源は、景気がよくなり自然増収するのが本道。もうひとつは埋蔵金。
埋蔵金は「ないんだー」、と言いながら出てくる。
自見大臣は「ないと言っているが20兆出てきた。財務省は嘘を言う」と。
官僚の言うことが信用できると限らない。では財源のことに ついて。

菊池
財源は大別してふたつ、「今ある財源」「経済を成長させて出てくる財源」だが
議論は前者ばかり。コイズミ構造改革もそうだった。
まず、その「今ある財源」を見ていく。
配布資料2ページ右側。『消費税は0%にできる』に書いている、埋蔵金一覧。
データは日本医師会のワーキングペーパーから。ホームページにもある。
前田由美子さんという方が分析している。お話したことがある。日本で一番よい分析。
この表の( )内が2006年度。 ではポイントを言う。
2007年度剰余金(歳入-歳出)
まず、一般会計と特別会計の話から。両方合わせると220兆円くらい。
一般会計だけから出るのは4割、残りは特別会計から出る。
図表4にまとめている。
「一般会計と特別会計」(★配布資料のタイトルを修正お願いしますとのこと)
一般会計81兆円→この純支出は教育・防衛・公共支出
残りの6割は特別会計→独自に国債、借入金などがあり、保険料もこちらにある。
併せて209兆円、ここからの歳出が168兆円。
★ここに剰余金が42.6兆円!2007年度に余っている金額。
図の点線で示すように「財政は黒字」
 税収51兆 国債25兆 他8兆
★だから国債なんて出す必要はない。すごいトリック(!!!)
このことを最初に言ったのは民主党で小沢一郎さんが示唆さ れたと聞く。
小沢さん、亀井静香さんはよくご存知かと。

岩上
特定の名は選挙期間なので(笑)

菊池
まあ、そう聞いている。
一般会計と特別会計を同時に見ると、日本の財政は2007年も赤字でない。
下の図は2009年。
埋蔵金を使っているが、それでも15.9兆円出るだろうと。
そうなると、国債33兆円。だから財政赤字は半減する。
分析された前田さんはおっしゃっているが、剰余金が出たら、それを国民に還 元
してからでないと消費税増税議論はできないと。同感である。

岩上
皆さんへ。こうした資料も別途ネットにアップします。

菊池
図表6。特別会計に「剰余金」とある。単純に引き算すると余る。42.8兆。
これをどう処理するか。
積立金、翌年繰越、一般会計で1.9兆円回している。
だんだんと話が表に出てきたので隠しきれないのかな(笑)
決算後の積立金は68.9兆円。
翌年度への繰越は処理もしない額。その他にも積立金あわせて102.5兆円。
2009年度にはこの埋蔵金、51.5兆円+α。70兆円くらいになるだろ う。
国民に増税をしなくちゃという政治的な発言が出る前に、こ うした埋蔵金をどうするか。
中にはどうしても置いておかないといけないものもあり、たとえば労働保険など。
労働者と折半しているがこれはあるでしょう。そうした判断は必要。
そしてさらに考えが必要なのは、これは表面にでた数字だということです。
運用益だけだって2~3兆円最低でもあって、P/Lを分析 すれば出てくるはずだが。
決算委員会で分析して欲しいと民主党には伝えている。

岩上
財源問題。国内で回るカネが海外に行っている。
外国為替特別会計。40兆円の米国債買い増しをしたが、この関連で。

菊池
資料の1ページの左上。図表1。
粗債務(財務省発表)。872兆円が債務といつも大変だと10年以上言っている。
それを特別会計と一般会計に分けると、
一般会計は577兆円、特別会計は295兆円。
ここで問題は特別会計。300兆円の使われ方を図表に解説している。
「特別会計の内訳(国家の投融資活動)」
この名で何をしているか?英語で言う、Loan and Investment Accountです。
その下が政府短期証券。
政府系金融機関にお金を貸すが政府保証債を買い取ってお金を流し、最終借入人、
ここに215兆円くらい。推計値としてだが。
その下、政府短期証券は100兆円。短期とは1年未満のこと。
これが外国為替特別会計に入り、日銀に行き(財務省代理人)、ドルを買って、
買ったドルで米国債や日本の金融機関預金、80兆円くらいが米国債か。
この最終借入人は「アメリカ政府」と「受け入れ銀行」。とな ると、
特別会計は国家の投資活動をしていて、その元金の支払いは政府債務というが、
政府の負った債務は借入人が払う。つまり国民の債務じゃない。
消費税を上げる 理屈は成り立たない。わたしは2月2日に菅さんに話した。
「国民はCHANGEを求めている、これがCHANGEだろう」と。

岩上
米国側の圧力は?

菊池
圧力というが、日本で米国債を買うのは知っていることなのにマスコミは書か ない。

岩上
本当にこれは売ってから負担を求めるべきもの。

菊池
額面800兆円あるがうち300兆円は国民の債務じゃない。
また、積立金は200兆円ある。ちょっと増えているかも。
となると、577兆円あるが、国民拠出分で担保されている。
さらに社会保障基金が200兆円。
他にも株や地方債。さらに言うと政府は350~360兆円。
いっぽうで地方の純債務が140兆円くらい。
500兆とは菅さんが国会でおっしゃている。
名目GDPに対しての比率が高いというが、名目GDPが縮小しているから高い。
ここのところ、重要。
債務の増加を上回る成長があればいい。
極端に言えば、債務はいくらあっても経済成長がそれを上回 ればいい。
それを証明したのが93年のクリントン。オバマもやろうとしている。
平沼さんが今日の日曜討論で少し言っていた。
日本はアメリカ共和党の政策を受け入れているが、これを変えるべき。
先日、鳩山さん当時総理だったが、そこで話したのは
「名目GDPを上げる」と。そのことに「そうだ!」と。
鳩山さんは赤と黄色のペンで書きこみながら良い質問もされた。
最後に総理に申し上げたのは、「アメリカの民主党の考え方をもっと取り入れるべき。
共和党の考えを取り入れたら税収が下がる」と。
彼らには成長させて税収を上げようという考え方に乏しい。
まず、日本も口では言っているが成長戦略をしっかりして、 税収を上げ赤字が飛ぶ。

岩上
レーガン・ブッシュは何をしているかも話していただきたいが簡単に。
レーガン時代は法人税引き下げて所得税も引き下げ。
企業と富裕層優遇で債務国に転落した。ブッシュも失敗した。
クリントンはルーズベルトの政策をベースにして政府支出で民間投資を
引き出した。有効需要を喚起した。8年間にわたり。
そうして、企業富裕層優遇から転換して解決した。
オバマ大統領も70兆円の景気対策。法人税所得税の税率増。
転換をしている。このクリントンモデルについて。

菊池
共和党と民主党は政策理念も手法も違う。
均衡財政で最大に失敗したのがフーバー大統領。
共和党はレーガンになって、フリードマンの新自由主義・市場原理主義を取り入れて
変わってきた。金持ちに徹底して有利にして、レーガンを支持した当時の「ネオコン」と
呼ばれる人たちが、「レーガン革命」をした。
ポイントは、小さい政府、規制緩和、自由化。
法人税を50%から28%まで下げ、所得税を70%から31%にまでした。
ここで「双子の赤字」が生じた。財政と貿易収支。
当時はソ連に対抗するストロングアメリカを目指していた。
そして1985年に債務国に転落した。
共和党政策は、小さい政府。
国民の税金から社会的に教育や医療に渡すということも少なく、
税を安くするので一番得するのは富裕層と法人。
政府に入っていたものが富裕層に流れて使えば経済が成長す るというのが
その「トリクルダウン」(金持ちが使うとおこぼれ頂戴)の考えとラッファ曲線。
所得が猛烈に富裕層に流れて債務国になったのはアメリカとしての大失敗。
そうなったから債務政策、特に中国との関係も難しくなった。
パパ・ブッシュは増税を5年計画で立てたが、うまくいかず失敗。再選されず。
クリントンは、有効需要の喚起を政府がするとして、予算支出の中身を公共投資、
地方へ、教育に重点化した。8年間で財政黒字化。
法人税を35%に、所得税39%に、中小企業には投資減税。
財政上のインセンティブになった。低所得層は控除を増やした。
それらを続けたので、5年で財政赤字解消した。
子ブッシュがでたときには、財政黒字は3000億ドルくらいあった。
その後、ブッシュがレーガンのように下げてしまい、 2008年末、アメリカ経済は
破綻したと思う。GM、CITIなどが潰れる。経済破綻。新自由主義のため。
ここをオバマはがらっと変えている。象徴的には就任演説で、
「政府は大きいか小さいかが関係ない、どんな機能を提供するかだ」と。
クリントンと同様の政策を取った。法人税所得税増税など。
また、所得の再配分を控除の仕組みの中にいれた。
民主党の一部も考えているようだが、お願いしたいのはアメ リカ民主党政策を
もっと取り入れてほしいということ。

岩上
民主党が2つに分かれているように見えるのは一時的なことなのか、
ともかく戻ってほしい。クリントンの有効需要喚起などを。

(続きはこの次のエントリーで!!
 ブログではこの下側に表示されます)

「財源はいくらでもある!消費税増税は反対! 緊急国民財政会議」ご報告 (その2)
ひとつ前のエントリーとセットでお読みください。続きです。

~~~
菊池
ケインズはどうなんだ、などという人がいるが、経済は実はそんな難しい学問ではない。
どういう時にどういう政策を打つかは歴史が教えてくれる。
アメリカはルーズベルト的政策(1933年ニューディール 政策)をしているが、これは
ケインズ(1936年発表)との接点はない。
ケインズでもマルクスでも、そういう、理論に沿ったということではない。
歴史から出てくるということが論調としてない。
この点、マスコミには要望する。

岩上
日本は日本の歴史に学ぶ。
昭和金融恐慌でデフレが起こり、政策展開を高橋是清が行い、財政出動をした が
彼はケインズから学んだわけでない。
歴史の教訓がある。

菊池
アメリカ大恐慌を解決したのはルーズベルト。1933年3月3日就任。
いっぽう、1930年から日本の金融恐慌。
高橋是清は1932年から財政金融一体化で解決した。
恐慌から脱することができたのは日本が世界で最初だった。
わからないが、日本のことはルーズベルトの頭にもあったかもしれない。
日本には成功した歴史がある。
1933年のアメリカと日本に似たところがある。
当時、アメリカは金があり債権国だった。そのカネを自分で使おうとして成功した。
だから「財源はいくらでもある」。消費税以外に。
そして財源は2通りある。
公務員改革などの前にも、現在の余剰金などを国 家に返納し財源を出し、
お金があるなら建設国債でも発行できる。
アメリカが賢明だ、と思ったのは30年代の不況時に社会インフラを作った点。
高速道路や地下鉄。アメリカ赴任時、地下鉄だと都心から60km、それも複々線で走る。
今使っている京王線など15kmしか出ない。
日本は社会的共通資本をもっとやる。通勤地獄解消もそのひとつ。
また、病院の整備なども。アメリカはきちっとやっていた。
クリントンの時代に鉄道を強化もしている。
ワシントンDCの鉄道、オバマの最近の新幹線など、経済は民間だけでも難し くなると
政府が手を出す必要があり、それで民間投資が引っ張り出せる。
それを3~5年計画、10年計画の中でやっていき、地方も強化する。

岩上
「増税しても成長する」ということを小野善康さんなどが言っている。
国際公約のようにして、「3つの強いシリーズ」で、最初に財政均衡を消費税 でと
言っているが、縮小均衡したら大変なことになる。
拡大均衡、分母を大きくしないと債務デフレに陥る。
強い経済より先に強い財政、と言うが、それよりまず削りとる財政を先に言っている。
増税してから経済成長はありうるか。まやかしにしか聞こえない。

菊池
増税しても成長分野というのが小野先生の考え方だが、政策面からよく知っている人は
賛成しない。消費税前提にするなら大間違い。成長なんかにつながらない。
消費税を上げようとして経済は成長していない。
国民の所得を奪って政府に付け替えるだけ。
非常に波及効果は大きい。消費税減免などのことも菅さんが 言っているが、
交通費など全て上がるわけだ。
アメリカは1932年にフーバーが失敗した事例がある。
赤字の数字合わせに幅広く消費税を入れた。
特に石油税・ガソリン税が効いてしまいがたっと経済が落ち込んだ。
1932年は1929年に所得半分株9割減。
回収はやっちゃいけない。菅総理がどうお考えかわからない が、集めて返しても
集めた効果のほ うがずっと大きい。戻した際のプラス効果は小さい。
観測では選挙後、そういうことはやらないんじゃないか、常識的に考えても。
施政方針でおっしゃていたが消費税から入るのは絶対にマイナス。
だんだん歴史に学ぶ賢者がでてくることを期待。

岩上
今、またデフレが進行している。
地価もバカにできない。公示地価都心で前年の20%下がった。
事務所探しで不動産周りをしたが驚くほど地価が下がっている。
事業所がなくって家賃の交渉の余地がある。
資産価値を減らすし、債務が難しくなる。
非常に危険な局面、ここに消費税をあげたら橋本時代より大変だと思うが。

菊池
G20の共同声明で日本だけが財政健全化対象外にされたが。
そこでIMF理事長が「日本には財政危機という兆候が出ていない」。
この記事は「世界日報」で見た(会場笑い)。他には出ていないようだ。
世界的な流れから言って、債務圧縮はこのままいかないと思う。
リチャード・クーさんが、ニューズレターでいいことを言っている。
「ヨーロッパ各国で財政を引き締めるとマイナス効果が大きい。
 ユーロの価値にも影響。この際、政府債務を増やしても雇用を」
ユーロを作るときの申し合わせは債務を名目GDPの3%に するという縛りが
あったが、ギリシャは債務を隠していて政権が変わって表に出て危機に。
財政を絞っていても済まない。
アメリカの財務長官がヨーロッパで「緊縮でなく景気振興策」をと言ったそうだが
わたしもそう思う。
日本は、ギリシャとの比較(日本は前出のように違う状態にある)もあるが、
民主党が意見を割るかどうかの心配とは別に、
事実に基づく的確な政策判断が出てくるんじゃないかと思う。
消費税増税にアレルギーがあり悪影響も大きく、実施できないのではないか。
さっき言い忘れたことひとつ。
法人税引き下げには反対。
クリントンやオバマのように、需要喚起とともに最高税率を 上げること。
去年1月の国会で枝野さんが中川昭一さんに、
「2006年までのあいだに製造業配当金は5兆円増えており内部留保は20兆増えている」
と質問した。大企業の減税は必要でない。
国際競争力がつかないというが、輸出をすれば消費税をすれば還付される。
50%輸出とすれば、減税される。
国際競争力のための減税というが、十分国際競争力がある。
なければ輸出超過にならない。(会場笑い)
赤字だ大変だというが、下げる必要はない。
法人税を下げたら恩恵を受けるのは輸出企業や外資比率の高いところ。

岩上
モルガン・スタンレーやゴールドマン・サックスがいますね。

菊池
経団連の大企業役員の人が、株主総会で従業員還元をしたいと言ったら
そうでなく株主配当、と言われたと。
また、基礎年金の税方式にしようといっているのは外資。
企業では半分が企業負担、全体で4兆円。
外資の比率が高い企業は配当金を増やし、いわゆる社会的コストを下げさせよ うと
するので基礎年金は税負担なので企業負担がなくなる。
4兆円がなくなる。
「税方式」は経団連と経済同友会が言っている。
日本国民の所得 と生活を維持するか、外資の要望を強く受けていくか、対立点に
なっていてこれは政治上の問題。
法人税引き下げ、消費税引き上げは外資利益保護。
生活が第一というなら、企業所得や国民全体の所得を国民のためにすると。
今でも税活が第一と民主党は言っていて、となると(増税は)ぶれている。
国民新党を含めて与党は中身のあることに焦点を絞って議論をしてほしいと。

岩上
基礎年金の税方式は、政権抽出にいる古川さんも言っている…などさまざまあるが。
外資の言いなりになって生き血を吸われるのか、生活か。

菊池
ところでわたしは決して反米ではありません。
わたしはアメリカは好きな国なんですよ。マスコミの議論も日本より数段進んでいる。
共和党時代に、NYTでクルーグマンが毎週毎週、ブッシュ政策を批判していた。
日本でコイズミ・タケナカ時代に政権批判が掲載されたことがある?
そしてそのクルーグマンがノーベル賞。アメリカには議論を戦わせる素地がある。
さっき、「日本のマスコミはまさに北朝鮮」という話があったが、本当に消費税は危険。
財源の問題、波及の問題など、「消費税引き上げが正義の味方」のように言う 人が
いるが警戒して進めていく必要がある。

~~~

ここまでですでに予定時間を超えています。簡単な質疑やコメントに入りました。

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二見伸明先生からコメント
結論から言うと、消費税は絶対に上げてはいけない。
5%になったとき、4兆円増税になったが、税収として2.7兆円ダウンし た。
それが原因になっていまに続いている。増税したら20年続く。
わたしは消費税導入時に、金丸信の税制調査特別委員会があ り、自民党側が海部さんと
羽田さん、わたしは野党側理事で血みどろの戦いをした。
朝から晩まであらゆる団体が上げろ上げるなとやってくる。
あちらの総隊長は小沢一郎だった。
とてもじゃないが簡単に上げられない、税制改革の前には、「財政構造」歳出の見直し、
無駄遣いを観直してこう使うんだということがない限り上げられない。
そこが小沢一郎と我々の共通項だった。
また、しばしば税制の抜本改革、などというが、これまで何も抜本ではない。
わたしは昭和44年初当選をして大蔵委員会で「うすみさん」という大蔵省長官になった人が
いて、「フランスの財務官を連れてEC型付加価値税の話をする」というので、聞いた。
いろんな議論をした、逆進性など。しかし、話を聞くとなかなかもっともらし い。
これは究極の税かとか、直間比率のことなどもフランスの財務官は言う。
大蔵省の審議官は扇動されていた。国会議員も洗脳。
野党のわたしで すら洗脳されるんだから。その時の洗脳が続いている。
毎日ああしてやられていれば、今でいう財務省記者クラブで聞いていると、
なんとなくいい、と思ってしまう。
菅さんが超党派でやろうというがあれはだめ。絶対にまとまらないので裏で官僚が絵を描く。
日本の経済学者は大蔵省と付き合うことを喜んで資料をもらう。御用学者に。
恐ろしいこと。政権交代があっても官僚が変わっていないと。

岩上
二見先生は今日選挙の応援に行くところをこちらにお越しいただいた。
そして名古屋から、荒川しょうぞうさん。消費税を専門家から見て。

荒川
消費税の問題点につちえ。昭和63年に大学を出た。
あの時もいろいろな策を使って反対者をねじ伏せた。簡易課税 など。
でもそうした制度は消えていった。
今回も、年収300万円未満は戻し税などと言うが、導入してから絞ることは明らか。
だいたい、所得なのか収入なのかも分からない。
もし所得だとすれば還付対象は56.6%にあたる。なんのための増税か?
また輸出免税があるがこれは節税でも脱税でもない。そうい う税法になっている。
これも消費税率が上がると拡大する。
そして直間比率見直し。広く薄く課税になった。
消費税も3%なら逆進性がなくても10%なら厳しい。
そうなると子ども手当ですら戻せないのに、なぜ戻せるのか。4~5年かかるだろう。
となると納税者番号の導入などもある。
必ず、消えた年金と同じで、還付するために番号をつけるこ とをトレードオフとして
言ってくる。大変なことで時間がかかる。
複数税率も、日本では手続きが大変。食料品非課税ならレストラン経営者は?など、
不明確なところが多い。
問題が出てきて納税者番号やインボイスなどが出てくる。一朝一夕にできない。

岩上
消費税を上げるということ自体でなく、着々と徴税する環境作りになる、と。

荒川
徹底的に徴収する、ということでしょう。
国税庁から言えば、やましいことがなければ払うから「公平を実現する」ということになるのだろう。

~~~

ここから質疑応答です。時間が押していたので短い枠で。

Q
選挙前なので、各政党の経済政策を簡単にご説明頂くことはできるか。

A
岩上
それは一覧の準備がないのと、おっしゃられるように、うっかりコメントをすると
公職選挙法で図画や図書の頒布を制限しているところに引っかかる可能性が
議論されている。
公職選挙法は明示されている部分以外の裁量が大きくて、今、インターネットで
ものを言うと、本来は「通信」だが、これはUst中継なので放送に入るという議論も
ある。あまり揚げ足を取られるのはまずい。
評価を含めた経済政策をすることには慎重にならざるを得ない。
もちろん、今日のように政権批判はできる。

菊池
政党ごと、そこまで整理していない。経済政策と言っても幅広いので…。

岩上
民主党と自民党が消費税増税に積極的。
みんなの党は渡辺さんのこれまでの話で「上げる」と言っていた。


Q
菊池先生の『消費税は0%にできる』で、郵貯の分がアメリカに行くとアメリカの赤字が
薄まると思った。友人などにもポイントかと思って本を勧めている。
消費税に目が向いているが郵貯については。

A
菊池
わたしは、郵政民営化は最初から大反対だった。
野口悠紀雄さんは「民営化はアナクロニズム」としていた。
郵政民営化の大前提の理屈が間違っている。
そもそも「官から民へ」。
300兆円を民に回して活性化というが完全に間違っている。
コイズミ構造改革の議論が始まって、民はお金があり余って いた。
民間企業ではお金の借入額と余りでは余りがずっと多かった。
これは、新聞にも出ている話。民に回しても使いようがない。
良いデータがある。と言っても実は産経新聞だが(笑)
2000~2009年度の民間銀行国内向け海外向け貸出のグラフでは、
国内は50~60兆円減って、海外は90~100兆円増えている。
主としてメガバンクが貸し剥がしをして海外に。
わたしは銀行屋だからわかる。金融庁が絞るしルールもある。
その結果、外に持っていかざるを得なかった。
特にメガバンクは地方から海外へ行った。
これが2005年頃から激しくなった。国内デフレ政策で海外に貸出し。
要するに大前提が間違っていたと立証された。
国内が締め付けられたがこれを民へ回しても海外に行く。
「官から海外へ」と言うべきであろう。
国債保有構造について、郵貯民営化はアメリカの要望。
1994年クリントン時代から規制改革要望書が出されている。
外務省の方からオバマになってから出ていないと聞いている。
いや、影で出されているなどという人もいあるが。
そしてこれはれっきとした外交文書。
不思議なことに日本政府は公にせず、タケナカさんは知らばっくれた。
麻生さん、中曽根弘文氏は存在は認めた。国会議事録がある。
ここで最も旗を振ったのは、ゴールドマン・サックス。
共和党は投資銀行の利害、財務長官にまでして反映させた。
分析をすると、まさに日本の国債の800兆のうち1/3は 郵貯かんぽから。
アメリカの債務構造を安定化させたいということはある。
「アメリカの国債は買ってあげるがちゃんと表から言って来て」と
亀井さんも言っている。場合によっては売ることも。
郵政民営化で100%外資になれば、期日がくれば(今年度100兆円)、
その幹事行はゴールドマン・サックスだと大塚副大臣も言っているが、
その株の売却をストップした。国家の大危機が回避された。
郵政法案は衆議院の共通政策であり、あれは民主党案。原口 案であり
大塚副大臣のところで10回以上検討して議事録もある。
いろいろな意見が出ていた。
何が問題か。民主党が変わってきている。
岡田克也時代は、タケナカ案に対して民主党の意見を出している。
「生活が第一」なら国内に使わなくては。
そして郵政のネットワークは、都内では分かりにくいが地方では社会基盤である。
メガバンク、さらに信金なども地方からは引き上げている。
民主党が変わってそういう(郵政)案が出てきた。
4月末に案が出て、仙石さんや前原さん、特に仙石さんが「おかしい」と。
亀井さんが「仙石は2週遅れているんじゃないか」と。
わたしは「なるほど」と思った。
民主党案はあの人たちは反映していなかった。その結果、閣僚懇談会でも
反対が出なかった。
「生活が第一なのになんであんなこと」と言われたそうだ。
ではあの法案は?
地方の開発。財投もいいことをやっていけばいい。ハブ空港もない。
民間投資でそのままそういうものが出るか?デフレで。リスクの半分を
官と民で取り分けるなど社会基盤の再構築が必要。
今日、菅さんが言った、「社会基盤が充実してくれば、豊かになり税収が上がる」、
これは神野直彦さんの「わかちあいの経済学」にもあった。
民主党は「生活が第一」から理念が変わってきている。
マスコミが正しく伝えようとしない。
理解していないのかしようとしないのかあるいは・・・。
地方ではみんな分かっていますから。
民主党の中でも大多数はそうしたことは分かっていると思う。
分かっていないと選挙に勝てない。

岩上
みんなの党は郵政改革法案は否定して、郵貯の資産を売却すると言っている。
ジェラルド・カーティスも(CIA関係者と言われている が)、
「みんなの党と組むんだ」と言っている。
カーティス氏はみんなの党を「市場を理解している素晴らしい党」などと言っている。
これと組めばと、枝野さんなどに話している。こういうところを見ていく。


Q
みんなの党の渡辺さんなど政府紙幣の発行と言っていた。
私見では、彼は利用されている?
亀井さんなども政府紙幣ではないが、日銀の国債引き受けなど実質的に発行の
ようなことを言っている。
財源がいくらでもあるという中で、確保の中で自ら国が権利を行使して
発行するという解決手段はあるか?

A
菊池
政府紙幣発行に反対。尋常な考えでない。
量的に、ただでお金が欲しい、日銀が国債を持てばただで発行できることになる。
政府が利息を日銀に払う。日銀はお金を刷っている。
剰余金として国庫に収める。
ましてや政府紙幣は歴史的にも混乱するだけだった。
亀井さんの「引き受け」とは、多分次のようなことではないか。
大恐慌と昭和恐慌の例。
その昭和恐慌の後、国債発行し日銀が買い取っていた。即効性があり金利が半分に。
アメリカ大恐慌の際には、政府が新国債を出してFRBが市中の既発債を買い取って
実質引き受け。それによって市場機能を生かしながらやった。
この考え方。アメリカでは14年間で短期・長期利回り変わらずやってきた。
アメリカは金も持っていた。
日本も100兆の補正予算を組んだらどうか。
根拠は配布資料の1ページ。政府短期証券100兆円を市場に、金融機関が買い取って
外貨準備になっている。
我々の預貯金がアメリカの国債を買ったことになる。
1999年9月までは政府短期証券は日銀が買い取っていた。それでアメリカ国債。
だからそれまでは我々の預貯金で買っていたのではなかった。
だから、我々の預貯金が100兆円召し上げられて国内で回 らない。
どうするか。
原資は預貯金。建設国債10兆円を出したら日銀は市中の政府短期証券を買う。
これで帳尻があう、これで預貯金は建設国債に回る。
これで1999年前の姿に戻る。
アメリカ国債は現実論として売れない。中国でも売れない。
売らずに済んで我々の預貯金がまわる。
また、緊急補正予算。財源。
金利があがるというが、日銀と明約を結んでいく。
菅さんは「日銀との対話」と言っている。
また、「国家ビジョンの会」というのがあり、2月23日、日銀総裁に会った。
政府が有効需要を喚起していくのは政策上可能と。
マーケットのほうは「日銀はカネを出せ」。これは間違い。出すだけでない。
デフレの時に財政を締めて金融だけを緩めるのがコイズミ・タケナカの悪さ。
投資銀行に集まった。マネタリスト。10年たってもデフレ解消しない、
NYの人は、投機マネーの1/3は日本から来ていると。
日銀を緩める、というが、有効需要を喚起するという政策がなければ、
海外に行ったり博打になる。
日銀が慎重なのはかつてのマネタリストの失敗のことがある。

岩上
この会場は明日の9時までだそうですよ(笑)

Q
わたしは貧困に関する活動をしている。こういう会場に来るのは珍しい。
ぜひ、貧困の学習会でこの話をしてほしい。
経済が分からなくて貧困が続く。
これで消費税が10%になったら国民のほとんどが死んでしまう。
国民会議を出前してください!
とてもいいデータをもらったのでネットにも展開したい。

岩上
もちろん出前もします。今日の話はぜひ広めてほしい。
国民全体に広げて欲しい。Tw、ブログ、Ustに。
それに、ここでの話については著作権がない。
「消費税は0%にできる」はダイヤモンド社から出ている。

菊池
大学で教えていると、若い人は未来に失望している。
その根本は緊縮財政。
日本は金持ち国家。267兆円も貸しているというと「そんなの初めて聞いた」、と。
みんな日本は借金国だと思っている。
マスコミは対外債権国だと一切書いていない。大問題。
「そんなにお金があるのにどうして日本で使わないのか」
国債だってちゃんと発行すればいい。政府が潰れないやり方などいくらでもある。


Q
経営者の側の給与を増やしたいが株主の配当に、というお話があった。
この点を財政政策で変えられないか。
正規雇用者の給与分控除などはどうか?

A
菊池
いいご質問です。
今年の3月4日に、自見庄三郎さんが参議院予算委員会で言っている。
韓国では正規社員を雇ったら税額控除を検討していると。
同じ時期に韓国の国会で通った。
菅さんも「勉強する」と。
政府投資で民需喚起。そこでは正規社員を増やすという条件をつけるよう言いたい。
自見庄三郎さんがそうしたことをおっしゃっている。大変に含蓄が深い方。
政府投資でデフレ解消、非正規社員を法律で全廃、しっかりさせる。
郵政でも正規社員を増やそうと亀井さんもしている。
あれだけで2000億円くらい収益にマイナスというが、2000億円は安いもの。
正規社員になれば結婚できる、消費する、住宅もでしょう。
2~3年、大きく変わる。
2000億円の収益が減って1000億円税金が減るがそれだけ投資するより よほど効果。
福島さんが今朝そんな意見を言っていた。
非正規全廃は政党のスローガンにもある。
政府投資を出すなら正社員増やす、非正規撤廃。
税収が上がらないのは非正規が増えていることにある。

===

もう一度、この2つのエントリーについて。
これは当日のイベントの内容をメモしたものです。
個人の見解、というよりは感想は色分けで示しています。

コピーレフトですので、改変なき転載大歓迎です。ぜひよろしくお願いします!

2010/07/04

陸山会事件は存在していない〜陸山会は、『たった12万円の表献金』までも、『水谷建設に突き返していた!

阿修羅から転載

まぁ、こういうことらしい。
いろんなところで言われているが、要するにマスコミや検察が騒いだ陸山会事件など存在していないと言うことだ。
彼らが騒いだ件に関しては小沢は真っ白なのだ。
不起訴が当然で、小沢は検察特捜部、マスコミ各社に対して名誉毀損の損害賠償を請求して良い。

当時の検察の捜査官は当然処分されなければならないし、マスコミ各社もペナルティが必要だ。

テレビしか見ないオッサン、オバチャンたちに教えて上げよう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『検察の息の根を絶つ!』陸山会は、『たった12万円の表献金』までも、『水谷建設に突き返していた!』総集編
http://www.asyura2.com/10/senkyo89/msg/547.html
投稿者 素直にまっすぐに物事が見れる者 日時 2010 年 6 月 30 日 16:49:10: AcVFBDjmH/WSM

今回は、『検察の息の根を絶つ!』⇒の意気込みで書きます。

 (かなり長文ですが、後々、辞書代わりに使ってほしいと思います。)

 冒頭、申し上げておきたいことがあります。
 『虚偽記載』容疑で逮捕しておいて、起訴の段階で、『起訴事実は公判で明らかにする』などと言い、公判前整理手続き中の6月16日には、『やっぱり、「裏献金」5千万円を立件する』と言い、このような公訴権乱用の暴挙を許してしまったということは、もはや、日本国は、検察の支配下に置かれているということを認識すべきです。

 このような状況下での参議院選挙で、何が生まれるのか、空恐ろしい気がします。

◆◆◆【収賄容疑は不当であるとする根拠】

◆◆【「裏献金」を受け取る動機が無い】
 平成18年分 (2006年)の収支報告書に「(その他の経費)返還金 \120,000 水谷信夫」との記載がありました。それと、もう1件だけ、同じ三重県桑名市の川村尚という人物にも、同額が同じ平成18年9月に返還されていました。(2004年と2005年の返還については、官報である為、確認不能)
 調べて見ると、問題の2004年と2005年に、両氏からの寄付として12万円ずつが入金しているでは、ありませんか。

 つまり、陸山会は、2004年当時から、水谷建設を「ブラックリスト」に載せていたと思われます。
 そして、たとえ、水谷建設関係者からの「表献金(個人献金)」であっても、丁重に『突き返す』ように指示していたと言うことが、窺えるのであります。

 これほど、水谷建設を警戒していた最中に、『水谷建設からの「裏献金」を石川氏にホテルで手渡した』などと言われても、その、信憑性は、まったく無いのであります。

 また、別の観点から考察すると、2004年の「現金預金の次年度繰越額 610,051,380円」を見ても解かる通り、当該5千万円が無かったならば、当該土地の購入が出来なかったとは、到底言えない状況であり、「裏献金」を必要とする動機が、まったく、見当たらないのであります。

 ちなみに、検察様のおっしゃる通り、4億円も不記載ということになれば、10億1千万円以上の現金預金が年末にあったことに成っちゃったりする訳で、益々、「裏献金」を必要とする動機が無いことに成っちゃうんだよね。これが。(大笑)

  検察も、どこまで『バカ』なのか、底が知れない。

◆◆【物的証拠が無い】
 水谷建設(三重県桑名市)からの「裏献金」5千万円について、10月18日に陸山会の口座に同額が振り込まれたと言っているが、石川氏にホテルで手渡したとされる5千万円が、石川氏により入金(振込)されたとは、言っていないということに留意すべきです。

 どこから振り込まれたのか、ウソなのかは、『現金・預金出納帳』を見れば、即座に、明らかに成ることです。もし、石川氏が入金していたのであるならば、とっくの昔に、贈賄罪として逮捕・起訴していたことでしょう。

 もし、『現金・預金出納帳』に記録が無い場合には、可能性として考えられるのは、石川氏が横領している場合しか考えられないので、その場合には、検察は、 2004年当時に、物的証拠である、当該5千万円の札束を証拠品として押収していなければ成らないのであって、押収していないのであれば、正当な逮捕理由も物的証拠も無いまま逮捕したことになり、これは、不当逮捕です。

 だいたい、映画『マルサの女』でも解かる通り、贈賄罪として逮捕・起訴するには、現物の証拠品である当該5千万円の札束を押収するのが先ですよね。
押収したとしても、当該5千万円の札束が水谷建設からの「裏献金」であることを証明して、始めて、逮捕・起訴するのが、合法的な手順と言えるのでは、ありませんか?

 ちなみに、検察様は、『当該5千万円は、小沢さんからの借入金4億円に含まれている』とおっしゃられていたようだが、【収支報告書と全て辻褄の合うストーリー】の通り、その4億円は、銀行からの融資金を、そのまま、又貸ししちゃったものなので、その銀行からの融資金の中に含まれている訳が無いんだよね。これが。(大笑)

検察も、どこまで『バカ』なのか、底が知れない。

◆◆◆【『虚偽記載』は不当であるとする根拠】

◆◆【本事件の奇妙さ】

 近頃、検察とマスコミの陰謀なのか、日本人の常に新しい情報に群がる習性のせいなのかは知りませんが、『虚偽記載』事件が忘れ去られようとしています。

そこで、『虚偽記載』事件の知られざる真実の全てを、ここに記録しておくことにしました。

 プロの会計士や弁護士等が、現金主義会計下で作成される収支報告書は、『現金・預金出納帳』を集約したものであるということに、今もって、気がついていない理由は、

 『定期預金年末残高』 + 『現金と普通預金年末残高』= 『次年度繰越額』

 という計算式に、『たどりついていない』、ことによります。
 結果、『法四条の解釈』とか、『期ずれ』と言うような不毛な論争になってしまいました。
 もし、これに気が付いていれば、『虚偽記載の起訴事実』や『検察審議会の議決理由』の全てが検察とマスコミの『デッチアゲ』であることが証明できた事でしょう。

 それこそ、逮捕の段階で、『不当逮捕である』と逆提訴ができたのです。

 今頃は、小沢首相が、官僚主導ではない、『国民が主役の政治』を実現していた事でしょう。

 本事件の最も奇妙なことは、このことに言及しているのは、何故か、日本中で、私だけと言うことです。
本を出版されている方達には、これを認めると『本に書いたことがウソになる』等の理由で、無視していることは考えられますが、石川議員や小沢擁護派の人達までも、気が付く気配すら無いというのは腑に落ちません。

 本稿を読んで頂ければ解かりますが、『現金・預金出納帳』は、公判で有利な材料となることはあっても、不利になるようなことは、絶対にありません。
 故に、安田弁護士等が、『現金・預金出納帳』の記録内容について、わざわざ、公判まで触れないでいる必要など、まったく無い、ハズなのです。

◆◆【冤罪と断定する物的証拠】:(【豆知識01】参照)
 まず、『虚偽記載の起訴事実』や『検察審議会の議決理由』が検察とマスコミの『デッチアゲ』であるという証拠が、

『現金・預金出納帳』

 に全て記録されているということを覚えておいて下さい。

 そして、収支報告書は、その『現金・預金出納帳』を集約したものにすぎないということも覚えておいて下さい。

 従って、過去に「不記載」や「架空計上」等があれば、今日、現在の現金預金の手持ち有り高が『現金・預金出納帳』と相違することになることから、収支報告書においては、絶対に「不記載」や「架空計上」等は発生し得ないということも覚えておいて下さい。

 それに、よく考えてみて下さい。収支報告書に「不記載」や「架空計上」等を恣意的にしたとしても、脱税や粉飾決算ができる訳でもなく、そんなことを、する意味が無いでしょう。

 おっと、『「裏献金」は恣意的に「不記載」にするだろう』ってか。
 それは、【収賄容疑は不当であるとする根拠】に戻って、もう一度読んで下さい。
 それから、報道によれば、『虚偽記載』の起訴事実の中には、「裏献金」は入っていませんでした。何故か解かりませんが、「裏献金」については、起訴の時点になって、検察がマズイと気がついたのでしょうか、起訴事実の中から外しているのです。

◆◆【4億円の収入が不記載】: (【豆知識04】参照)
 【2004年 収支報告書の記載内容】の通り、4億円の収入は、ちゃんと、記載されています。
【収支報告書と全て辻褄の合うストーリー】の通り、2004年10日29日午後、小澤一郎個人が銀行から融資(返済期限が2007年)を受けた4億円については、そのまま、陸山会に又貸ししたことが2004年の収支報告書に記載されており、2005年と2006年に、それぞれ2億円ずつ、小澤一郎個人に返済されていて、それを原資として、小澤一郎個人が、返済期限である2007年に銀行に返済しており、この件は、完結しています。

 とすると、2004年の借入と2007年の返済の4億円の不記載の件は、『小澤一郎個人と銀行との取引』を、『小澤一郎個人と陸山会との取引』と言うように、検察が、話を『すり替えて』報道させていたようですね。

 ちなみに、検察様のおっしゃる通りならば、2004年〜2007年もの長期間に、『現金・預金出納帳』と実際のお金が4億円も相違したままで、しかも、『1円も使わないで持っていた』って事に、成っちゃったりする訳なんだな。これが。
でも、こんな起訴理由が、どうして、まかり通っちゃったワケ? (笑えない現実です)

 検察も、どこまで『バカ』なのか、底が知れない。

◆◆ 【土地代金が不記載と期ずれ】:(【豆知識02】【豆知識03】参照)
 政治資金管理団体は、土地の登記が出来ません。
 故に、2004 年10月29日に仮登記をして、土地代金を支払ったのは、小澤一郎個人ですから、『現金・預金出納帳』に記載がある訳がありません。

つまり、『期ずれ』の問題では無かったということです。

 検察は、ここでも、『小沢さんと売主との取引』を、『陸山会と売主との取引』と言うように、話を『すり替えて』報道させていたようですね。

 尚、地目変更、埋め立て、地ならし等の更地にするまでの工事を年内中に終えて 2005年1月7日に小澤一郎個人で本登記をした後、「確認書」により、権利書と引換えに、小沢さんに土地代金相当額を支払ったことが『現金・預金出納帳』に記載されているハズです。

 ただ、検察は、どこまでウソをついているのか解かりませんから、社会通念上、土地代金を支払う時期は、更地に成った後の、本登記後に支払うのが通例ですので、この場合には、2005年1月7日に、小沢さんに替わり、陸山会が直接に売主に支払っていることも考えられます。(「確認書」参照)

 いずれにせよ、2004年に土地計上をするなんてことは、大間違いです。

 ちなみに、『?を隠蔽するため本登記を恣意的に翌年に延ばした』などと、ワケの解からない、『検察審議会の議決理由』は、『ヤクザ屋さんの、いんねん』なんかよりも、『レベル』が低いよね。
 『脳みそ』が、腐ってんじゃないの。
 『一体、何という犯罪なのか言ってみろ!』 っつーーの!
 でも、こんな議決理由が、どうして、まかり通っちゃったワケ? (笑えない現実です)

 検察審議会も、どこまで『バカ』なのか、底が知れない。

 追:『幹事長を辞職したから、許して』などと、上申書を提出するとは、
『情けない!』 『弁護士達は、何やってんだ!』

◆◆ 【収支報告書と全て辻褄の合うストーリー】
以下、登記の記録等を根拠とした私の推測したストーリーを述べます。
(『』内は、登記記録の内容より抜粋)

(1)2004年10日5日
 『原因 平成16年10月5日売買予約』ということから、小澤一郎個人の定期預金を担保に銀行に4億円の融資申し込み(返済期限2007年)を行ったと推測します。
 (銀行への融資申し込みには、正当な理由が必要です。)

(2)2004 年10日29日午前中
 小澤一郎個人として土地代金の3億4200万円(推定)を支払った。
 (銀行の融資が降りるのが遅れたため、小沢さんの個人資金より支払う。)
 『登記の目的 所有権移転請求権仮登記 受付番号 平成16年10月29日 第77290号 権利者 岩手県水沢市袋町2番38号 小澤一郎』ということから、小澤一郎個人で仮登記の受付をしたことが明らかです。

(3)2004年10日29日午後
 小澤一郎個人に降りた使途を失った融資金4億円は、そのまま陸山会に貸し付けた。
 陸山会は、これを2億円の定期預金2本として組んだ。
 陸山会は、2004年の収支報告書に「(収入)借入金_小澤一郎 4億円」と「(負債)借入金_小澤一郎 4億円」と「(資産)預金等(定期預金を意味します) 4億円」を記載した。

(4)2005年1月7日
 『登記の目的 所有権移転 受付番号 平成17年1月7日第695号 原因 平成17年1月7日売買 所有者 岩手県水沢市袋町2番38号 小澤一郎』ということから、小澤一郎個人で本登記し、登記料・登記手数料等を業者に支払ったことが明らかです。
 土地利用権を陸山会に移譲する為、「確認書」を取り交わすと共に、陸山会は権利書と引換えに、土地代金及び登記料・登記手数料等相当額の3億4264万円を小澤一郎個人に支払った。
 陸山会は、土地代金相当額に登記料・登記手数料等の付随費用を加算した金額3億4264万円を取得原価として、2005年の収支報告書に「(支出)事務所費」と「(資産)土地」に記載した。

(5)2005年中
 陸山会は、2億円の定期預金を解約し、小澤一郎個人に返済した。
 陸山会は、2005年の収支報告書の「(負債)借入金_小澤一郎」と「(資産)預金等(定期預金を意味します)」より、それぞれ2億円を減額して記載した。
 同時に「(支出) その他の経費」に2億円を記載した。

(6)2006年中
 陸山会は、2億円の定期預金を解約し、小澤一郎個人に返済した。
 陸山会は、2006年の収支報告書の「(負債)借入金_小澤一郎」と「(資産)預金等(定期預金を意味します)」より、それぞれ2億円を減額して記載した。
 同時に「(支出) その他の経費」に2億円を記載した。

(7)2007年中
 小澤一郎個人は、銀行の返済期限が到来したので、2005年と2006年に陸山会から返済を受けた4億円を原資として、銀行に返済した。これにより、定期預金の担保が取れて定期預金証書の返却を受けたので定期預金を解約した。

 以上のストーリーが正しければ、2004年〜2007年迄の収支報告書の内容は一点の曇りもなく、全て、完璧に、正しく記載されていたことになります。

◆◆◆【豆知識集】
◆【豆知識01:現金・預金出納帳】
 『現金・預金出納帳』上の残高は、定期預金と普通預金の残高については、通帳及び銀行残高証明書により、確認されています。現金については、毎日若しくは週2〜3回行われる現金実査(金種表のような現金実査票により現金の枚数を数えて帳簿上の残高と合っている事を確認する作業)により、「不記載」や「架空計上」等があれば、その場で、発覚します。

◆【豆知識02:政治資金規正法第四条】
 政治資金規正法第四条の話をする前に、発生主義会計と現金主義会計の違いから、説明いたします。

 そもそも発生主義会計は、継続企業を前提としているため、期間損益の平準化の要請から人為的に1会計期間に区切った損益を適正に按分計算するために必要な、現金の出入りを伴わない、未収金、未払金、経過勘定項目、引当金、減価償却費等の勘定科目を使用した会計を意味します。

 これに比べて、現金主義会計は、現金の出入りが伴う会計事象に係る勘定科目のみを使用した会計を意味します。従って、仮払金、仮受金、立替金、預り金、前払金、前受金等も、こちらに該当します。

 従って、土地代金の支払いが、仮払金であろうと、立替金であろうと、もともと、現金主義会計下での会計事象でありますから、収支報告書の「支出」には、ちゃんと、記載されています。

  つまり、政治資金規正法第四条の解釈は、無用ということです。

 プロの会計士等が、勘違いしてしまったのは、土地代金が2004年に支払われているから、2004年に支出として計上すべきという根拠が、発生主義だと思われた点でしょうね。(もっとも、支払ったのは小澤一郎個人であって、陸山会では無いのですが。)

 それ故、政治資金規正法第四条の解釈上の論争となり、『支出は2004年に計上すべきであるが、土地の計上は翌年でよい』などと、とんでもなく、間違った意見を述べ合ってしまったのだと思います。

 まだ、納得のいかない諸君は、【2005年 収支報告書の記載内容】を見て下さい。
「事務所費 415,254,243円」と「(土地)世田谷区 342,640,000円」と記載されている通り、『支出』と『土地』は、同時計上されています。
 このように、例えば、土地の取得原価が確定していない等の理由で、仮払金として会計処理した場合においても、『資産』である「仮払金」は、記載不要項目なので、収支報告書への記載は無くなりますが、『支出』である「事務所費 415,254,243円」の計上は変わりなく、ちゃんと、記載されています。

◆【豆知識03:陸山会の正しい土地の計上時期】
 陸山会は、法人税法用語で『人格のない社団等』に該当します。
 まず、この意味から説明します。『人格のない社団等』とは、文字通り法律上の人格を持たないということです。法律上の人格を持っていれば、法務局に法人登記(人間で言う出生届)をします。同時に実印登録を行います。これにより、印鑑証明書が必要な土地取引や土地登記等を行える権利を法人自体がもてるということに成ります。
   つまり、一言で言うと、

   『陸山会は、土地の登記ができない社団である』

 従って、陸山会代表としての小沢一郎では、2004年中には、当該土地取引は出来なかったということになります。

 尚、本登記が2ヶ月余り遅れたのは、当該土地が農地であった為、農地転用の手続き期間 (農業委員会は1,2ヶ月に一度だから)が必要であった為と、埋め立て工事、地ならし工事等を経て、更地にしてから引き渡しをするという、社会通念上の、土地の引き渡し要件を満たす為であった、と考えられます。

 そして、2005年1月7日に小澤一郎個人として本登記すると共に登記料・登記手数料等(等の中には、農地転用費用・不動産取得税などの更地にするまでの一切の費用が含まれます)を業者に支払い、この時点で当該土地は小澤一郎個人のものとなりました。

 さて、今度は小澤一郎個人から陸山会代表としての小沢一郎へ当該土地の譲渡をしようにも方法はありませんから、権利書と交換で、当該土地の利用権を譲渡した場合と同等の意味をもつ「確認書」を取り交わしましょう、ということになります。

 「確認書」により、登記上の移動があるわけではありませんから、不動産取得税は関係ありませんが、『現金・預金出納帳』に記載されている通り、実際に陸山会から小澤一郎個人に3億4264万円の支払いという実態がありますから、民法上は売買としてみなされることとなります。

 以上のことから、2005年の収支報告書に当該土地が記載されているのは当然であり、むしろ、2005年の方が、正しい会計処理であった、と言うことであります。

◆【豆知識04:検察リークによるマスコミの悪質な情報の捏造】
 以前、小沢さんは不明朗な27億円を現金で持っていたなどという記事が報道されたことがありましたが、その27億円の金額は『4億円と5億円が3回出入りした』として、検察が勝手に捏造して報道させたものでした。さすがに、検察も起訴理由にしたのは、4億円の出入りの8億円だけで、あとの19億円は預かり金であるとして問題としませんでした。

 で、その5億円は、何のお金を指しているのか解かりますか?

 検察に代わって説明するのも変ですが、銀行の融資には、実行率というのがあって、通常80%程度なので、5億円の定期預金を担保にして、4億円の借入ができるのです。たぶん、この5億円を指しているのではないでしょうか。

 また、小澤一郎個人名義の5億円の定期預金を担保に銀行から4億円を借入して、陸山会に又貸しするという、何故こんなややこしいことをするのかと言うと、陸山会では4億円の融資枠が無いため借入ができず、小澤一郎個人名義の定期預金を担保として小澤一郎個人名義で借入するしか方法が無かったのではないかと考えられます。

 それに、この方法なら、陸山会にマタ貸しすることにより、陸山会が直接銀行から借入したのと同等の効果がありますからね。
同等の効果というのは、例えば、金利の計算・管理などは銀行がやってくれるので、毎月、小沢さんが銀行に支払った金利相当額を、陸山会は小沢さんに支払うだけなので、金利計算等の煩わしい事務処理が省けるということです。

 とすると、【収支報告書と全て辻褄の合うストーリー】をもう一度見てほしいのですが、検察の起訴理由の2004年の4億円の収入の不記載と2007年の4億円の返済の不記載というのは、小澤一郎個人と銀行との間のお金の動きのことを指しているのだと言うことが解かります。

 このように、検察の『デッチアゲ』の手口は、『小澤一郎個人と銀行との取引』を、『小澤一郎個人と陸山会との取引』というように、うまく、話を『すり替えて』、マスコミに報道させるという、卑劣極まりない所業なのであります。

◆◆◆【資料集】

◆ 【登記記録】
順位番号   4
登記の目的 所有権移転請求権仮登記
受付番号   平成16年10月29日 第77290号
原因      平成16年10月5日売買予約
権利者   岩手県水沢市袋町2番38号 小澤一郎

登記の目的  所有権移転
受付番号   平成17年1月7日第695号  
原因     平成17年1月7日売買
所有者   岩手県水沢市袋町2番38号 小澤一郎

◆【確認書】
http://specialnotes.blog77.fc2.com/blog-entry-2327.html


◆ 【現金と普通預金の年末残高の計算式】
前年繰越額+本年収入額−支出総額=次年度繰越額
次年度繰越額−預金等(定期預金を意味する)=現金・普通預金繰越額

【2004年の収支報告書より】
151,229,466+580,024,645−121,202,731=610,051,380
610,051,380−471,500,000=138,551,380
【2005 年の収支報告書より】
610,051,380+339,099,635−679,964,189=269,186,826
269,186,826−256,500,000=12,686,826
【2006 年の収支報告書より】
269,186,826+134,586,054−325,390,217=78,382,663
78,382,663−56,500,000=21,882,663
【2007 年の収支報告書より】
78,382,663+103,854,350−115,060,981=67,176,032
67,176,032−56,500,000=10,676,032

◆ 【2004年 収支報告書の記載内容】
【収入】
前年繰越額 151,229,466
寄付 政治団体分 157,100,000
借入金 小澤一郎 400,000,000
【支出】
事務所費  38,355,343
【資産】
預金等(定期預金) 471,500,000
【負債】
借入金 小澤一郎 491,478,416

◆ 【2005年 収支報告書の記載内容】
【収入】
前年繰越額 610,051,380
寄付 政治団体分 309,060,000
【支出】
事務所費 415,254,243
その他の経費 239,702,734
【資産】
預金等(定期預金) 256,500,000
(土地)世田谷区 342,640,000 17.1.7 476㎡
【負債】
借入金 小澤一郎 263,939,061

◆【収支報告書のありか】

2004年_平成16年分政治資金収支報告書
http://www.soumu.go.jp/main_content/000047155.pdf#page=162

2005 年_平成17年分政治資金収支報告書
http://www.soumu.go.jp/main_content/000047150.pdf#page=164

2006 年_平成18年分以降の政治資金収支報告書
http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/
【検索方法】
平成19年 9月14日公表(平成18年分 定期公表)」 (希望年度の定期公表を選択)
→資金管理団体の「リ」を選択→陸山会を選択  

2010/05/20

小沢をターゲットとしたこの一年の検察の暴走は、やっぱり自民党による陰謀だったんだとよ

コピペ推奨

朝日ニューススター2010年05月18日 「ニュースの深層」 

http://bit.ly/aCm3RG

ビデオ書きおこし

平野「・・・そのことでね、先週の5月13日の木曜日に驚くべき情報を直接お聞きしましたので、」

上杉隆「5月13日、あっ今月ですね、」

平野「ええ、ちょっと短時間説明させていただきたいんですが・・・。実は数人の財界人に呼ばれまして、これからの政治どうなるか、という懇談会をしていた席で、その中の一人の財界人からですね、昨年のその西松事件で大久保秘書が逮捕され、起訴された後だと思いますが、当時の森英介法務大臣と親しい方で、時々会食する方だそうですが、会食する機会があってですね、そのあと、赤坂のスナックで2次会に行って、そこでですね、まあ、森法務大臣が多少アルコールが入ってたのかも知れませんが、小沢事務所大久保逮捕は、実は自分が指示したもんだと・・」

上杉隆「え、法務大臣がですか?」

平野「森英介法務大臣が、自分が指示してですね、捜査、逮捕させたものだ、ということをその財界人に言ったそうです。」

上杉「えーと、この番組は今生放送でやってるんで、やや慎重にならなくてはならないんですが、現職の法務大臣が司法のいわゆる捜査を指示ってことは、指揮権の発動になってしまうんですが」

平野「ええ、指揮権発動の可能性といいますか、疑いがそこで出てくると思います。」

上杉「あくまでも平野さんはワンクッションおいた伝聞なので、もしこれ森法務大臣が見ていたり、関係者が見ていたりしたら、是非、この番組出ていただくなりなんなりして、反論というかですね、もし違うということになったら反論して・・・」

平野「実はですね、私はその話を聞いて愕然としたのは、大久保秘書が逮捕される3月3日の前日・・」

上杉「3月3日ですね」

平野「ええ、昨年の3月3日ですね、千葉県の知事選挙、吉田平、という候補の事務所開きに行きましたところ・・」

上杉「平野さんがご自身で」

平野「ええ、行きましたところ森法務大臣と堂本元知事と一緒になりまして、そこでその森法務大臣から、私に対してですね、『平成になって日本の政治を、メチャメチャに壊したのは、その犯人は平野だ』と・・」

上杉「直接?」

平野「ええ私に、」

上杉「森さんはあれですね、千葉が選挙区ですから、そこにいらっしゃったわけですね」

平野「小沢一郎よりもっとひどい人間だと誹謗を受けましてね、私は冗談かと思ってたんですよ。しかし、先週、その財界人から話を聞いてですね、私自身も指揮権発動されて捜査の対象になってたんじゃないかと」

上杉「ほう」

平野「実はまあ、某テレビでキャスターやってる元特捜部長なんかは、私もやがて捜査されて逮捕される、というような話をしてたっちゅう文書なんかがありましたんですがね、愕然としたんですよ。それで、私が申し上げたいのはですね。今日は機密費の話ですから、これ以上申し上げませんが、」

上杉「いいえ是非」

平野「民主党は本質的にこの小沢問題っていうのをですね、西松問題というのは、いわば自由民主党から仕掛けられた
ですね、一つのその政治弾圧であると、という意味で民主党及び政権がですね、その真相を徹底的に調べるべきだと思うんですよ。ところが、ではなくて党内ではですね、足の引っ張り合いやっているちゅう雰囲気でですね。よろしくないと思います。それで、この機会にですね、私、この問題を提起しますので、是非ジャーナリズムも、それから政権政党である自民党がですね、いったいこの問題の本質というのは、そういう政治的な捜査っていいますか、それが背後にあったかどうかという疑念をですね、まあ小沢さんが政治倫理審査会に出ることもこれはこれでいいと思います。が、同時に関係者のやっぱり証言といいますか、正確な情報をとっていただきたいと、こういう願いでございます。」

上杉「確かにいきなりの爆弾発言に思いますが、ただ実際、法治国家である日本において、当時の与党の最高指揮権をもっている事実上の法務大臣が、なかばその対立する野党の国会議員に対して、それと元国会議員に対して指揮権を発動したとなると、それは、当然ながら調査すると。特に我々ジャーナリズムのほうはまさに、その部分こそ取材対象にさせなくてはいけない、ということを考えると、仰るとおりですし、あと、民主党は今、政権交代して与党になっているわけですから、調査をするって言うことは、まさに指揮権発動っていう、これは可能性ですけど、国家としては重要な案件なわけですから、まさにその部分では平野さんがおっちゃるとおりだなと・・・
いきなり問題提起、激しい問題提起ですが、是非これ、またあらためて、お話を覗いたいと思います」

2010/05/18

やっぱり不起訴の小沢一郎

胆沢ダム工事にかかわって小沢一郎に西松建設の献金を政治収支報告書に虚偽記載してごまかしたガセネタから始まった一連の小沢騒動だが、途中から水谷建設による不正献金の話にすり替わり、どれもこれもガセネタを騒いだだけでマスコミと検察による欺瞞だったことがはっきりすると、今度は小沢一郎の土地取得の資金がなんだかよく分からないが不正なのだと言う騒ぎに発展した。
検察はこの一年、執拗に操作したが結局証拠となるものは全く出てくることはなく、ただただマスコミの虚偽報道と検察の不正リークが目につくばかりだった。
当り前の話だが不起訴。

検察の完全敗北だった。

それを検察審査会が起訴相当にしたが不起訴検定後に新たに証拠が出たわけでもない。そもそも小沢一郎への疑いの根拠だった不正献金自体が産経・読売のねつ造報道だった。これじゃ検察はどうしようもないだろう。

誰もがそう思っていると思うが、小沢一郎を調べるよりも検察の捜査官や大新聞の編集部を調べた方が事態ははっきするのだ。
一連の小沢騒動は、小沢ではなく検察とマスコミの問題なのだから。

で、本日、これまた当たり前だが検察は再不起訴を決めた。

あらためて潔白が明らかになった小沢一郎を検察審査会は強制起訴するのだろうが、こんなザマで裁判で有罪判決が出るわけがない。
裁判をやったって小沢の潔白が確実になるだけだ。

今回も小沢の完全勝利だ。
司法行政、マスコミを総動員しても小沢に勝てなかったナベツ・・・おっとっと、マスコミや旧支配層は次は小沢の逆襲を恐れなければならない。

まずはテレビと大新聞のクロスオーナーシップ制の廃止だろう。
「首を洗って待っていろ」とほくそ笑む小沢の姿が目に見えるようだ。

2010/04/20

ドスケベな前横浜市長が新政党を立ち上げた。 呆れる他はない。

前横浜市長、覚えてっかね?
看護学生の股間に手を突っ込むのが好きな人だ。

いやー、ナカタさん、あんた凄いわ。 クズ度100%!


しかも新自由主義者ね。
この知事新党の公約を見ればわかるけど、露骨に小さな政府を志向してんのよ。
こんなんで指示するやつはバカか悪人かどっちかな。

もう分かってっと思うけど、不況ってのは民間部門の需要不足・通貨不足なわけだ。
通貨は広義の政府からやってくる。だから政府の財政政策と中央銀行の金融政策で通貨が民間にばらまかれ、ようやく民間経済が動き出すのだ。
現在の日本では需要不足で銀行に金があっても中小企業は金を借りない。大企業は巨額の内部留保を抱えているから金を借りる必要がない。これじゃベースマネーを増やしても信用創造がは動かないから景気がよくなるはずもねぇ。
この局面で頼りになるのは財政政策だけに決まってんだろうが。

それなのにこの知事新党。日本の公務員を半減し、法人税を減税し、バラまきをやめて財政を縮小すんだと。

ようするに小泉そのまんま・・・
日本を破壊する政策だけ提唱しているというパープリンぶりだ。

これで知事新党を支持するやつは頭がおかしい。
おかしいんだけど・・・

日本には頭のおかしい有権者がいっぱいいるんだろうなぁ。

日本が大きな政府で一般財政の赤字が累積債務の原因で、政府の赤字は民間の赤字だと思う馬鹿は、ぜひ知事新党を応援しよう。
やつらの声がまかり通れば、日本経済はさらに悪化します。

私は政治家のせいで、自分や自分のまわりの人たちに死んでほしくないので、知事新党やみんなの党や老人党には絶対に投票しない。
みんなも投票すんな。

・・・といっても民主党の半分も同じだけどよ。前原と枝ナントカ以外はだれが本籍小泉党なのかわかんねーんだよ。わかったら選べるんだけどなー。

それにしてもどこに投票したらいいんだろうね?
もう政党政治はだめなのかね?
テロや暴動で暴れたもの勝ちなのかな?
そうすっと実は国家主義者が勝つんだよね、必ず。
おれ、逮捕されたくないし、警察や公安に嫌がらせされたら一日も耐えられないな。殴られたらすぐ泣くよ。痛いの嫌だから。

いやな世の中だなー、ほんと嫌な国だよ。
朝目が覚めたら日本中の新自由主義者と新保守主義者が死んでてくれないかねー。

2010/03/29

立ち上がれ日本…と陵辱系エロ作家が叫んで誰がついていくか、くそったれ

昔々、太陽の季節と言う小説でナントカ賞をとったエロ作家がいる。
名前を石原慎太郎と言う。
この太陽のナントカのあらすじを言えば、要するに金持ちの馬鹿息子が女子高生を孕ましておきながら売春はさせるは堕胎はさせるはと言う、要するに外道な青春の話だ。
なんでも弟、祐次郎の体験を書いたそうなのだが、いつの間にか祐次郎からの伝聞を小説にしたことになっていた。

この石原慎太郎と言うエロ作家は、他にも完全なるナントカと言う、知的障害のある少女を金持ちの馬鹿息子たちが輪姦してバラバラにして捨てると言う陵辱系の話も書いている。これも外道な話なのだ。

世間にはそういう趣味の人もいるから、そういう話を書いて生活する人もいるだろう。
それは責めない。

しかしこの石原慎太郎、いつの間にか政治家に転身して、今では下衆な若者の下衆文化を「おぞましい」とまで吐き捨てて禁止しようとしている。
実は石原慎太郎こそ、その「おぞましさ」の先駆者なのだ。
ところが自分のことは棚にあげて今の若い連中に罪をなすりつけて詰ることだけはするのだ。
書く物だけではなく、自身の人格まで陵辱系の下劣なヤツだ。

その陵辱系エロ作家が率いる東京都は児童ポルノ禁止法をうけた東京都青少年健全育成条例改正案を提案している。
名称が長いので簡単に反マンガ条例とも言うそうだ。

反マンガ条例は、18歳未満と思われる実在しない青少年の性行為を描写しているものの売買を禁じている。もちろん描写されている青少年が18歳未満かどうかを判断するのは東京都当局であり、性行為かどうかを判断するのも東京都当局、青少年に悪影響を及ぼすと判断するかどうかも東京都当局の恣意だ。

俺も児童ポルノなんかはクソだと思うし、それで陵辱系やら鬼畜系やら蔓延しているのは、確かにおぞましいと思う。
そんなもの無くなっても俺は構わない。

だがよ、胡散臭いだろ。
猥褻かどうか、18歳未満かどうか、なんでそんなことを役所に決められなきゃいけねーんだよ。
しかもその役所の長は石原慎太郎だぞ。陵辱系エロ作家石原慎太郎だぞ。
条例の趣旨に従えば、真っ先に売買を禁止されるべきは知事石原慎太郎の著作物だろうが!

ところが、この条例、活字は範囲にいれてねー。

自分には火の粉が及ばないように仕組んでやがる。

だいたいさ、この条例を押してンのが陵辱系エロ作家なわけだから、この条例を推進したい連中の思惑が陵辱系だの児童ポルノだののエロを撲滅することじゃねーことは分かるわな。
この陵辱系エロ作家のクソジジイは、この条例を通してちょっと変態な若い連中を恫喝しておきたいんだろう。
このクソジジイの支配欲を満足させるために、なんであれこれ禁止され、恫喝されなきゃなんねぇの?

そんなもんに誰が従うものか!

俺はガキ臭えエロマンガに興味はねーが、こういうサイコパス野郎の横暴は許せねー。
この条例がまかりとおるなら、エロマンガを書いている連中が代わりにこの知事を刺せば良いと思うよ。
つまりさ、石原慎太郎原作ものをマンガにすんのさ。
そして都庁でバラまいたら良い。

本気で糞エロを無くしたいなら、まず石原知事を消せ。
そうでなければ筋が通らない。

ところで、このクソ知事、最近おかしなことをしている。
何でもナベツネだのナカソネだのと示し合わせて、脳梗塞でパーになったっぽい石頭のヒラニワ・・・じゃないヒラナカ・・・違うな、ヒラヌマだ、ヒラヌマなんとかってのと前の財務大臣だったヨサなんとかって人と老人倶楽部をつくったらしい。

「たそがれ日本」…じゃない、「立ち上がれ老人」…あれ?…違う、「たちあがれ日本」とか言う新政党を立ち上げた。

さっきyoutubeで記者会見を見たが、こいつ本気で頭がおかしいんじゃないかと思ったな。
あいつらの世代が日本をここまでおかしくしたんだろうが!
しかも今の若者じゃ及ばない変態で悪逆非道でアプレゲールな青春をおくった連中だろう?
あんなクソジジイどもに30代40代を批判する資格があるか、馬鹿たれが。

そのヒラヌカなんとかやオサノなんとかとまとめて消えていなくなれ。
二度と世の中に出て来るな。

2010/02/04

小沢不起訴、東京地検特捜部には責任を取らせろ。

小沢一郎不起訴だそうである。
そもそも容疑も固まっていないので当たり前。
だら不起訴になったことには興味は無い。

それよりも、そういういい加減な態度で捜査をすすめていた検察に、小沢がこれからどう報復するかの方に気持ちが向いている。

佐久間検察部長は冤罪づくりのプロだったが、今回はさすがに無理だった。
こんな連中に正義の見方づらをさせるわけにはいかない。

今度は、連中の背後関係を洗い出すべきだろう。叩けば埃はいくらでも出るに違いない。

2010/01/17

東京地検特捜部の歌

東京地検特捜部の歌

民主党の石川議員と小沢一郎んとこの秘書二人が逮捕された。
政治資金の虚偽記載だそうだ。

検察の言うことは何も信用出来ない。
西松騒動でもそうだったが、今回の逮捕もガセネタに飛びついてムキになっているだけのようだ。
何がなんでも小沢民主党の邪魔がしたいのだ。

いったい何様だと思っているんだろう?

兎に角、こんなことをいつまでも許すわけにはいかない。
これでは誰だって犯罪者にされてしまう。

特捜の部長は佐久間達哉と言うそうだ。次席は谷川恒太だ。
この二人には何か良からぬ背後関係があるのだろう。
この二人をよく調べるべきだ。
彼らの方こそ逮捕しなければならないような重大な犯罪に関わっていそうだ。

佐久間達哉東京地検特捜部長
谷川恒太東京地検特捜部次席検事

2010/01/16

パーンツ・オン・ザ・グラーウンド

いやーアメアドにとんでもない新人が現れた。
その名もラリー・プラント将軍、62歳!



ズボンをずり下げている若者を見て、バカじゃねーかと思ったラリー将軍は即興で若者たちをバカにする歌を作った。
これがその歌、パンツ・オン・ザ・グラウンド。
パーンツ・オン・ザ・グラーウンドとアクセントを強めて言うとそれっぽい。

ただいま全米の若者にバカウケ中。
実は腰パンなんて少しもかっこ良く無かったのだ。
俺もああ言うのはバカだと思っていたら、本当はアメリカでもそう思われていたのだった。

さあ、みんなで歌おうパーンツ・オン・ザ・グラーウンド!

Pants on the Ground
Pants on the ground
Lookin` like a fool wit` yo'ure pants on the ground!
With the gold in yer mouth, Hat turned Sideways
Pants hit the ground
Call Yourself a cool cat, Looking like a fool
Walkin` down town with your pants on the ground
Get em up
Hey! Get your pants off the ground
Lookin` like a fool
Walkin`, Talkin` with your pants on the ground
Get em up
Hey! get ye pants off the ground
Lookin` like a foool with your pants on the ground
Go with them all, hat turned sideways
pants hit the ground
Call yourself a cool cat, loookin` like a fool
Walkin` Talkin` with your pants on the ground
BOOM!
Pants on the ground
Lookin` like aa fool
with your pants on the ground
Gold in your mouth , Hat turned sideways
pants hit the ground
Call yourself a cool cat!!!!!!

Frizzledeeduh Productions©
Kyra and Rachel ©

まじに歌っちゃってる人もいます。


マジなリミックスも登場


ソウルフルに歌うもの馬鹿馬鹿しくて良し。


これはiPhoneアプリに歌わせてる。可愛いな。欲しいぞ、これ。


みんなで歌えば友情も深まります


こちらは渋めに押さえた感じのパンツ・オン・ザ・グラウンド


公式リミックスって言ってますけど、もちろん勝手につくったもんです。パーンツ・オン・ザ・グラーウンドと歌いながらディスコで踊りましょう。


やはりお友達と踊りながら歌うのが正しい楽しみ方でしょう


プロの間でもカバーされはじめ・・・なんつって。偽ニール・ヤングです。

2010/01/03

ジャスラックを潰せ

yutubeに投稿した偽宇宙戦艦ヤマトの動画がとんでもないことになっている。
一昨日、つまり1月1日にアップしたのだが、昨日の夜でアクセスが900回、さっきみたら3500回を超えている。
ウケると言うのは、こういうことなのかと驚いている。

こんなに大勢に見られると糞ジャスラックあたりが難癖を付けて来るかもしれない。
糞ジャスラックの恐ろしいところは著作権者でもないのにいきなり課金請求して来るところだ。
たかが数分のコンテンツのために全力を挙げて裁判で闘うのはあまりにも割にあわないので、個人は絶対に糞ジャスラックに勝てない。
なんとヤクザな連中だろうか。

俺は我が国の知的所有権についての考え方は完全に間違っていると思っているし、ジャスラックは潰してしまうのが正しいと信じている。
しかしどんなに正しくても力が伴っていなければ、その正しさをまかり通すことは出来ない。

民主党がせっかく政権をとっても、この分野での改善は今のところ行われていない。

2010/01/02

謹賀新年

楽しそうに見えても、決してロシア人の真似をしてはいけません。


或る学者が言いました。
「人類は猿から進化したが、ロシア人は熊から進化した。わかるかね?」

うん、俺はわかる。


ロシアでは新年を吹雪爺さんと雪娘が祝ってくれる。
吹雪爺さんはサンタクロースだと思えば良い。



雪娘だけ来てくれると非常に嬉しくなる。
1、初心な雪娘の場合。うーむ、心が洗われる。


2、最近の雪娘はこんなのだ。おじさんは嬉しい。


逆に吹雪小父さんだけが来るとたいへんなことになる。

2010/01/01

アニメは実写版の話題作りだったのか? なんか変だぞ宇宙戦艦ヤマト

調子こいて実写版の映像も継ぎ接ぎしてつくってみた。
実写版の海外向けtrailorと言う感じ。
それにしても映像編集用ソフトと言うのは面白い。これははまってしまった。



あとIMDBを見てみたら主な出演者が紹介されていた。
公式サイトに書いてあるのより多いぞ。配役未定はガミラス人か?

imdbによれば主な出演者は以下のとおり。

Cast
Koyuki
Toshiyuki Nishida... Hikozaemon Tokugawa
Takuya Kimura ... Susumu Kodai
Aya Ueto
Hiroyuki Ikeuchi... Hajime Saito
Meisa Kuroki ... Yuki Mori
Tsutomu Yamazaki... Juzo Okita
Naoto Takenaka
Teruyuki Kagawa
Masatô Ibu
Kazuki Kitamura
Takumi Saito... Akira Yamamoto (as Takumi Saitô)
Shin'ichi Tsutsumi... Mamoru Kodai
Kazuki Namioka ... Saburo Kato
Tetta Sugimoto
Reiko Takashima ... Doctor Sado
Toshirô Yanagiba... Shiro Sanada
Naoto Ogata .. Daisuke Shima
Isao Hashizume ... Heikuro Todo
Ebizo Ichikawa
Kana Harada
Takahiro Miura ... Furuya
Maiko   ... Aihara
Kensuke Owada ... Kenjiro Ota
Toshihiro Yashiba... Yasuo Nanbu

配役を想像してみたが、小雪がスターシャ、上戸彩がサーシャ、市川海老蔵はドメルか?
竹中直人はゲールかハイデルン?
香川照之はシュルツとガンツを足して二で割ったような役だべ?
北村一輝はビダン、波動砲で吹っ飛ばされる前線司令官だ、知らねーだろ。笑
原田かなって誰だ、全然知らねー。

で、伊武雅刀とある。もちろんデスラー閣下だろうな。ははは。これはすげー。