ロシア映画がかっこいい。
難しそうな文芸映画も良いが、今はアクションやロマンスもハラショーだ。
で、今、日本で公開されているのがСтритрейсеры(ストリートレーサー)だ。
ロシアじゃスピードマニアによる公道レースが盛んに行われている。
暴走族とはちょっと違う。
広いロシアでは、書類を出せば草レースのために公道を貸しきれるのだ。
もちろんちゃんとしたレースクラブじゃないところもある。
そういう連中は書類を書かないで闇レースを楽しんでいることもある。
この映画は、そういう闇レースの若者をモチーフにしている。
ストーリーはいたって単純、ルーティーンな毎日を送っていた自動車修理工の青年がトヨタセリカに乗った美女に恋をする。
この美女の男がレースクラブを主宰していて、美女を通してクラブに参加した青年はやがてエースにのし上がり、実はマフィアだった美女の男と、美女をかけて勝負をするってわけだ。
話は全然難しくない。
鬱々としていた青年が美女と出会って人生が動き始め、危険を冒して成功を掴むというお話。濡れ場もいいねぇ。どきどきして若返るぜ。ふふふ。
日本でも作れそうな話だが、ロシアの広大な風景と音楽と美女は、日本映画じゃ真似出来ない。
今のロシアの雰囲気を楽しめるかっこいいエンターテイメント作品だ。
美女の愛車がセリカで、美女の男の車がZってのが日本人には嬉しいだろう。
ロシアの日本ムーダは止まらないってかぁ!(笑)
主演のマリーナ・アレクサンドロワ
サービス精神も旺盛。おじさんは嬉しい♪
この場面のあとは、文字通りの「濡れ場」になる。ムフフ♪
ロケはサンクトペテルブルクで行われた。風景も見もの。
この合図の姐ちゃんが、また良い女なんだよ。
すげーなロシアって。
実にハラショーだよ。
Стритрейсеры公式サイト(日本語版)
http://streetracer.jp/
Why are you so serious?