近所で新型インフルエンザの感染者が発見された。
でも、年配者には免疫があるそうで、誰もが新型じゃないことを知っているので騒ぎにはなっていない。
この感染者は三日ほど高熱があったが、三日で下がった。
それだけ。
この感染者は他県からも修学旅行客を相手にして移ったらしいが、推測に過ぎない。
とっくに県内にウィルスは蔓延していて、体が弱ってたので発病したというのが本当らしい。
新聞を見ていたらWHOが警戒度をレベル6に引き上げていよいよパンデミックだと書いてあったが、インフルエンザはどんなものでも広域で人から人に感染するパンデミックだ。
それで毎年40万人以上が死に、日本国内でも1万人以上が死んでいる。
(経済的な事情による日本国民の自殺は毎年何人だ?)
それと比べて今回の新型インフルエンザは特別ではない。
英国紙によればタイプの違う遺伝子を合成した特殊なもので、人為的に創造された生物兵器らしい。
それならばなおさら恐ろしげに思えたが、よく考えたらそういう不自然なものは短期間に淘汰されるか、安定した形で自然の一部になってしまう。
ラムズフェルドだかそのバックだかにいる怪しい連中が人類を滅亡させるつもりだったのか、それともタミフルで儲けるつもりだったのか、よく知らんが、人工のウィルスならば期待はずれだったろう。ざまあみろ。
特別なことはしなくて良い。
よく食べ、よく働き、よく寝て、手を洗い、うがいをするのである。掃除は水拭きで十分だ。
この地球は微生物の星である。
ウィルスは絶対になくならない。
人間の都合で根絶することは出来ないし、まして支配することなど出来ない。
生物兵器? 笑えるぜ。
例え人工的に合成されたウィルスであっても、怪しげな主義者の望み通りに蔓延したり大量に人を殺したりはしない。
彼らには彼らの都合があるのだ。
人類はウィルスと付き合っていくしか無い。
この目に見えない隣人に悪意はない。
条件がそろえば増殖し、そうでなければ休眠する。
なんとも受け身で平和的な連中なのだ。
ブッシュやラムズフェルドは彼らの生き方を真似るが良い。
田舎では今日も平凡な日常が続いている。
中高校生のスポーツ大会が行われているが、特別な配慮は行われていない。
会社もイベント会場も何時もの通りである。
普通の日常を普通に行っていれば良いのである。
これに勝る予防法はない。