友人からのメールを忘れないように貼り付けておく。
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政府の累積債務についてです。
多くの国民が政府の累積債務を国民が返済するものだと勘違いしていますが、政府の借金は市中銀行を介して日本銀行から借り入れているものなのでほぼ全額返済を要求されません。
それどころか、現在、日本銀行券は市中銀行からの資産の預け入れに対する引き受け証として供給されています。
その結果、政府の「新規国債発行額=日銀の通貨供給量」となっています。
もし政府が国債発行額を抑えて緊縮財政や小さな政府を実行しようとすると市中での通貨不足がおこり、不景気は更に悪化してしまいます。
また、政府の累積債務増大の本当の原因は一般会計の歳入不足ではありません。日々行われている為替介入が原因です。
政府の累積債務から建設国債による資産形成分を引いた額の半分が政府保有の外貨準備に当てられています。
我々の政府は市中銀行から借りた金でドルを買い貯め、そのドルで大量のアメリカ国債を保有しています。その額200兆円強。
これは満期がくればアメリカ政府が利子をつけて返すはずの金融資産ですから、政府の累積債務800兆円のうち建設国債300兆円による資産形成を除いた500兆円の約半分が対外記入資産で、我が国の政府の順債務は300兆円弱に過ぎません。
これは年間GDPの半分で、我が国政府の財務状況は先進8カ国中最も健全な状態にあります。
もっとも、これはアメリカ政府が債務を履行する場合です。もしアメリカ政府が債務をデフォルトすればこの300兆円は紙切れになります。
デフォルトしないまでも極端なドル安がすすめば目減りします。
現在、アメリカ政府は通貨の切り替えが噂されており、FRB各銀行の金庫にはすでに新通貨(アメロ、ブルーノート)が解禁されるのを待っていると言われます。
だから、モンタナ州がドル以外の通貨の決済を認める州法を成立させたと言うニュースに唸り声を上げたのです。
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モンタナ州議会は、ドル以外の貴金属(ペーパーゴールドでも良いのか?)での決済を認める州法を可決した。
アメリカ自身のドル離れが進み始めた。
少なくともドルの次に備える動きがあることだけは確かだ。
アメリカでは通貨の発行権は政府にある。
だから連邦のリザーブノートが不安になったときは州や有力な基礎自治体が通貨を発行して流通させても構わない。
スティグリッツの教科書にも世界恐慌時代、アトランタ市が独自通貨を発行したことが紹介されている。
FRBが発行しているドルは本来憲法違反なわけだ。
これは笑えるな。
日本はどうする?
Why are you so serious?