Why are you so serious?

2008/03/13

アメリカ衰退・・・ソ連崩壊の奇妙な符号の一致

1ドル101円台からいきなり103円台に戻したので変だと思ったら、やっぱり仕手だったようです。
わずか1日で101円台の前半に値を下げました。
今晩中にも101円を切るかも知れません。
ドル回復かと思って売買しちゃったみなさん、残念でした。

今のドル売りは、短期的な資金需要や、中期的な経済政策によってどうにかなるものではない。
長々期的なアメリカへの不信が臨界点を突破してしまったことが原因で起きている。

ブッシュが大統領であるかぎり、インチキな戦争政策を続けている限り、このドル安は止まらない。

世界中がアメリカに主役の座を降りて欲しいと叫んでいるってことだ。

ドル相場で関心すべきは、今月中に100円を割るかどうかだ。
ドルの価格は回復しない。

オバマが大統領になれば回復すると考えている人が多いようだが、それも当てにならない。

先日アメリカ中央軍の司令官が辞任した。
ブッシュの対イラン政策への不満に耐え切れなくなったらしい。
ブッシュは前前からイランを敵視しており、今回の中央軍司令官の辞任がブッシュに再考を迫ることになるのか、それともブッシュの意志が固く、どうしようもないところに来ているのか、どちらかだ。
後者の場合、ブッシュは対イラン戦争を開始し、アメリカ滅亡のプロセスはますます加速する。

イランは既に石油の80%をユーロ建、20%を円建てにしており、石油市場からのドル締め出しの先頭を走っている。
産油国がイランに追随すればドルの下落は加速する。アメリカの滅亡は加速する。
イランをつぶしてもドルは売られ、やっぱりアメリカの滅亡は止まらない。

先月、有害物質を積んだアメリカの人工衛星が落下した。
ソ連が崩壊する直前にも原子炉衛生が落下している。

財政赤字、無意味な戦争、通貨下落、人工衛星落下・・・アメリカの衰退はソ連の崩壊と妙に一致する。