Why are you so serious?

2009/03/27

ソ連時代のプラウダと化した日本のマスコミ

25日の新聞一面は、小沢の公設秘書が起訴事実を認める供述をし始めたというニュースだった。
少なからぬブロガーが、これで小沢は終わったと記事を書いた。
ところが27日の今日、大久保秘書は起訴事実を認めたという報道はねつ造だったことがわかった。
以下は、時事通信からのコピーだ。

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小沢氏秘書、起訴事実は否認=弁護人「認める報道、異なる」−西松献金

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2009032700852

 小沢一郎民主党代表の資金管理団体「陸山会」が西松建設から違法献金を受けたとされる事件で、会計責任者の公設第一秘書大久保隆規被告(47)=政治資金規正法違反罪で起訴=の弁護人が27日、「大久保被告が起訴事実について、大筋を認めている報道がなされているが、弁護人らの認識は全く異なっている」とするコメントを発表した。
 関係者によると、同被告は逮捕当初から、「政治資金収支報告書の虚偽記入には当たらない」などと一貫して主張しており、起訴事実についても否定しているとみられる。
 小沢氏は同被告が起訴された24日夜、記者会見し、「献金を受けた事実をそのまま報告し、相手方をそのまま記載するのが規正法の趣旨であると理解しており、その認識の差が起訴になったと思う」などと述べていた。(2009/03/27-18:36)

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もはや日本の報道は全く信じられない。
ソ連時代のプラウダや、衛星国の御用メディアと同じだと思った方が良い。

報道を根拠に小沢批判を展開しているブロガーは、とりあえずこの問題についてコメントを出すことを中止し、しばらく様子を見ることに徹した方が良いだろう。
報道は我々がものを考える際の根拠に出来なくなってしまった。
間違いや程度の差が大きいと言うレベルではないのだ。
彼らは平気でありもしないことを書き、その嘘が明らかになっても訂正すらしようとしない。
確信犯で嘘をまかり通している。
我々は日本のマスコミが完全に倫理観を失ったと理解した方が良さそうだ。

西松騒動の報道を通して我が国のジャーナリストたちは自身のプライドと良心を国家権力に売っぱらったのである